|
カテゴリ:小さな旅
深川江戸資料館で2月3日まで開催の
「伝統をになう・のれん展」に行ってきました。 この資料館では、毎年1月下旬から2月はじめに 特別企画展があります。 これまでに、半纏、風呂敷を見に来たので 資料館に来るのは3回目になります。 深川江戸資料館のある通りは 名物「深川飯」の素を売ってたり 江戸みやげを売っていたり なかなか面白いところです。 お寺も集まっていて、立派な建物を見られます。 そんな中で・・・ これな~んだ? これな~んだ? posted by (C)mama-goose まあ、隅々まで見るとわかりますが・・・ 公衆トイレなんですね。 一見、和風喫茶とか蕎麦屋かと思ってしまう造りです。 なかなかやるなあ、江東区。 さて、今日は地下鉄の駅から資料館に向かう途中 中国からの団体さんが資料館を出てくるところで おまけに入り口では何かのロケをやっています。 でも、難なく入れてもらえて早速会場へ。 団体さんが帰った後でよかった・・ 館内にはアメリカ人の親子連れ1組が ガイドさんの英語の説明を聞きながら見学しているだけでした。 3回目なので常設展示はざっと通るだけで お目当ての暖簾の展示コーナーに向かいました。 この特別展の部屋は、そう大きくはありません。 それでも最初に見に来た時、 会場一杯に展示された半纏にとても感動しました。 古い時代のものから昭和、平成のものまであり、 意匠もさまざまです。 翌年の風呂敷も面白かったので 今年も楽しみにしていたのです。 暖簾は日よけや看板の代用という実用品も 婚礼道具の一つとして作られる装飾的なものもあります。 展示されていたのは、商店で使われていた 和風のしっかりしたものを中心に 嫁入りに使う加賀暖簾や現代の玉暖簾など さまざまな種類を取り混ぜてありました。 面白かったのは、 暖簾の棒を通す「乳(ち)」という部分を縫い付けるのに 陰陽道に基づく厄除けの意味を持った☆型に縫った暖簾。 「晴明が判」(安倍晴明にちなむ呼称)というそうです。 そして、落ち着いた色調の店の暖簾が多い中 加賀暖簾(うち暖簾)の一角は友禅の華やかさで目をひきました。 婚礼用だけあって、意匠につがいの鳥をあしらったものが多く 鶏のつがいにひよこ、オシドリ、鶴、孔雀などが見られます。 その中で私が一番気になったのが 雪輪に蔦紋、蘆、沢潟に白雁図 という作品。 あしらわれている植物がアシとオモダカ、 そこに2羽の白い鳥が描かれています。 これが、どう見ても嘴が短めのシナガチョウ! 美術展では写真撮影はできないので撮ってきていませんが あれはガチョウです~~~! これが、夏の婚礼のためのものらしく、 絽でできていて、いかにも涼しげ。 絵も水辺の風景で、とても素敵な作品でした。 会場入り口には手ぬぐいや浴衣などの 販売コーナーがあります。 面白い柄のが結構あるのでおみやげにいいですよ! 私もちょっと・・・(^^;) 深川江戸資料館資料とおみやげ posted by (C)mama-goose お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[小さな旅] カテゴリの最新記事
|
|