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2008.12.20
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カテゴリ:walk with me♪





実は…

会わなくてはならないような気がしていた

その少し前 耳にしていた話が気になっていた

たぶん疲れているだろうと思った

似たようなことを経験しているからわかる

かなり疲れているはずだと思っていた

わたしの経験を話してあげたいと

お相手の話を聞いてあげたいと思っていた



でも 時悪しく ちょうど自分も疲れていた

いろんなことがありすぎたせいで かなりの勢いで疲れ切っていた

お互い疲れていたせいで 話す気力を無くしていた

相手が疲れていそうな気配を察したときは

たまーに探りを入れるような連絡をしながらも

話をする気分が戻るまでは 声を掛けずにそっと見守る…

わたしたちの間には そんな不文律のようなものがあった

そのせいもあって いつもよりも話をする機会が減っていたから

だから なおさら 会わなくては と思った





本当は 会えるような状態じゃなかった

その日の夜 染める予定だった髪は 白髪が目立ってきていたし

疲れ切って ひどい顔をしているのが 自分でもわかった

できれば もう少しまともな顔で会いたかった というのが本音だ



それでも会えるのは嬉しかった

わたしが自分から誰かを誘うことは まず 無い

そういえば昔から誘うのは苦手だった

一緒に帰ろうと誘ったことさえ ほとんどないような気がする

だから 声をかけてもらって嬉しかった

わたしだって会いたかったのだ








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Last updated  2008.12.20 21:07:47
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