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2008.12.23
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カテゴリ:walk with me♪





ほぼ11ヶ月ぶりに会ったお相手の顔を見たとき ん?と思い

次の瞬間には あらま と思った

もう少し丸みを帯びていたはずのお相手の顔は

以前よりほんの少しスネ夫似になっていた



いつものことながら 会うこと以外 何も決めていない

完全おのぼりさん状態を楽しみながら 人混みをそぞろ歩く

案内表示だけを頼りに 数ヶ月前にできた地下鉄に初めて乗り

その中で あんな話やこんな話を聞く

決して楽しい話ばかりじゃなかったけれど

そのせいでスネ夫に似てしまったのだなと思ったけれど

それすらも悪くない時間だった

もしも ほんの少しの居心地の悪さを感じていたとしたら

それは お相手が気を利かせて 隅の座席をわたしに譲って

他の乗客からガードするように その左側に座ってくれたせいだろう

左端にいないと落ち着かない性分のわたしが お相手の右側に位置していたせいだと思う



わたしたちは 既に暗くなったわたしの古巣である街を歩いた

目に映る終わりかけの景色は 期待していた美しさのピークは過ぎていたけれど

その一方で その夜 目にした一枚の絵のような光景は

ピークを過ぎていたからこそ目にすることができたその光景は

むしろラッキーだったと思えるほど美しかった



思いつきで この街へきたのはいいけれど

食事をしようという段になって ハタと困ってしまった

この場合 わたしがどこかへお連れするべきなのだろうが

道は知っていても 案内できるような店がとっさに思い浮かばなかった

今も残る店といえば その土地柄べらぼうに高いところばかりで

結局 目についたありきたりの居酒屋に入ってしまったのだけれど

でもまあ お相手もわたしも店の雰囲気に左右されるようなキャラじゃない

店では首尾良く左側に座ることができたわたしは

そこにある心地よさに身を任せて お相手の話に耳を傾けていた

いつも聞かせてもらうばかりで申し訳ないな と思いながらも

自分のことを話すのがあまり得意ではないわたしは

飲めないお相手の話をつまみに勝手にくつろいでいた



心地よい時間が早く過ぎるのは世の常で

あっという間に お相手のタイムリミットが近づいてくる

待ち合わせとは違うターミナルステーションで別れるとき

今年初めての 『 よいお年を 』 を口にした

まだぜんぜん年の瀬の実感はなかったけれど

次に会えるとしたら 年が明けてからになるのは ほぼ確実だったから





よかったらまた御一緒させて下さい

あ でも …

連絡は お早めにお願いしますwww








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Last updated  2008.12.23 15:51:56
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