守護神
ケビン・コスナーは、どうも・・?だったのですが、この手の映画は好きなもので観賞してまいりました。これ、ベタベタでしたが・・・んもう、最高に良かったですよ♪そうですね、「愛と青春の旅立ち」「トップガン」「GIジェーン」をかき混ぜて3等分したようなものでしょうか(笑)。ウソです。若い主人公が訓練して成長していくのですが、あくまで海難レスキューのお話なのですヨ。心に傷を抱え十字架を背負う二人。自分のチームを亡くし、一人は教官として生きていくケビン・コスナー演じる元レスキュー・スイマー、ベン・ランドール。高校時代、自分の運転する車が事故に巻き込まれ、自分以外の搭乗者が亡くなり、救難することにで自分自身を救いたい若き元高校水泳チャンプの訓練生、アシュトン・カッチャー演じるジェイク・フィッシャー。訓練の様子などは、いかにも、いかにもスポコン(古い?)じみた描き方なんですがね、なんかね、ここはツボでしたわー。脇役の教官役もニール・マックドナウ(M.I.緊急医療捜査班←またまた海外ドラマです。このドラマでかっこいい主役張ってます)が、意地悪かと思いきや、これが渋くてねいかったですよ。訓練生を一人前にしたいそんな役を好演してました。もう一人、気になる脇役に沿岸警備隊の司令官役のクランシー・ブラウンは、今まで悪役まっしぐらのお方だったのに、ここでは超善人、いい人だった。救難士を救う為、嵐の中自らヘリを飛ばそうとするシーンがあって、かっこよかったです。悪人顔なんですがね。台詞もなかなか聞かせてくれる。というか、おもしろかったなぁ。訓練早々、コスナーが訓練生をプールに1時間ほど、浮かせるのですが、一人が脱落。そこで一言。「筋肉は浮かない」そうですよ、筋肉隆々のお兄さん。泳ぐのは筋肉ですが浮くのは脂肪なんですよ。当然ながら妙に納得。凍てつく現場の体験訓練では・・・。真夜中の訓練に他の教官たちは、氷を浮かべたプールを呆れながらみつめる。コスナーも訓練生と一緒に氷のプールに出入りし、ガチガチ震えながら他の教官たちに一言説明、「低体温というのを彼らもこれで理解できる」一方、アシュトンも負けてはいない決め台詞、いえ、おばかな台詞。ナンパした彼女に「僕を想像で裸にするな。知り合って直ぐには寝ないぞ」←こんな風な台詞だったかな。私は映画館でのコスナーは「ウォーターワールド」以来でした。「ウォーターワールド」でもよっく泳いでいましたが、ここでもまだまだ現役でしたね。歳は取りましたが、そこが渋い!アシュトン君も「ザット'70ショー」で見る彼とは大違い。シリアスでかっこいい!ちょっとユーモラスな場面も満載だったのですが、本当はね、これはヒューマンドラマだったのです。心に傷を持った主人公たちが、果敢に立ち向かう海難救助、ベテランが新米を助け、新米がベテランをレスキューする、うるうるの感動でした。嵐の海上も迫力満点でした。そのレスキューぶりも!ラスト、ラストで「題名」の由来がわかります。またもや、ミーハーな感想ですみません。チェック:アメリカ沿岸警備隊を舞台に、伝説のレスキュースイマーと若き訓練生の心のきずなを描いた感動ドラマ。監督は『コラテラル・ダメージ』のアンドリュー・デイヴィス。伝説のスイマーを『フィールド・オブ・ドリームス』のケビン・コスナー、彼に導かれる若きスイマーを『バタフライ・エフェクト』のアシュトン・カッチャーが演じる。沿岸警備隊の全面協力によって生み出されたリアルなストーリーと迫力の海難救助シーンを堪能したい。ストーリー:任務中に大切な相棒を失い、心と身体に深い傷を負ったベテランのレスキュースイマー、ベン・ランドール(ケビン・コスナー)は、レスキュー隊員のエリートを育成するスクールの教官に赴任することになった。彼は訓練生の1人で、高校の水泳チャンピオンだった経験を持つジェイク・フィッシャー(アシュトン・カッチャー)に興味を示す。スタッフ監督:アンドリュー・デイヴィス 脚本:ロン・L・ブリンケーホフ 製作:ボー・フリン/トリップ・ヴィンソン 撮影:ステファン・ST.ジョン 音楽:トレヴァー・ラビン 編集:デニス・ヴァークラー / トム・ノードバーグ キャストケビン・コスナー アシュトン・カッチャー ニール・マクドノー メリッサ・サージミラー クランシー・ブラウン セラ・ウォード ボニー・ブラムレット ブライアン・ジェラーティ 他