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日本画家・絵師 高橋天山のブログ

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2012年06月23日
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カテゴリ:大和絵
  雅なる大和絵の魅力を又別な方面から語ろうと思います。

  初めに採り上げるのがこの作品。
  大和絵の至宝 9 でもちょっとご紹介しました。


IMG_5995.JPG



 随分古いもので、現状がどうなっているか? 

 京都、神護寺の所蔵でありますが、保存の為あるいは、修復の為、博物館にその管理をゆだねている場合も多く、この作品の様に古くても国宝である場合は、展示される機会が事実上許されなくなってゆくもの。

 文化庁の管轄に入っている全ての国宝は、法律に基いて、規制があり、様々な縛りが出てくるのですが、個々の性質によって、その取り扱い方もまた、随分違ってくる事があります。

 一年間のうちに何日か公開せねばならない・・・などの縛りは、古すぎて修復が必要であるモノについては例外とされ・・やつれて、現状をとどめることが難しいものは、なかなか人前には出陳されないのです。

 以前にも採り上げたこの作品は、大和絵の原点とも言うべき作品で、12世紀、およそ900年も前に描かれ、しかも、平安時代の雅な国風文化を反映したその作風が、例を見ない貴重なもの。

 【山水屏風】と呼ばれていますが、画題がどういうものであったかも良くはわかっていません。通称で、神護寺の山水屏風・・・と呼ばれているわけです。


 とにかく、その床しい事限りなく、出来立てのほやほやを眺められた! としたら、忘れえぬ親しみが誰の胸にも宿るに違いないと思われる出来栄え・・・


 大和絵って、いいなあーー。

 と誰しも深く感じたでありましょう。


 残念ながら、公開されたとしても、古びて、やつれ、修復されてはいますが、現状保存が原則でありますから、とてもとても、お世辞にも美しいと言う感じはせず、ナンだか古臭く、何描いてあるかも良くわからない・・・・ことでしょう。

 しかし、国宝といえども、物質ですから、消えてなくなるのは運命・・・

 日本画が、日本画という呼ばれ方をされるようになって、百数十年しか経ってませんが、
あえて、日本画という概念を用いれば、日本画の中の日本画とは!? と問われれば・・・それは、この作品の事です!! ということも出来ると思います。

 ピカソが描いたワケワカラン絵でも、100億円する!!

 と、言われれば、誰しも、見たくなりますが・・・真価が解らずに、古びてゆくだけの希少価値も事実存在しているのです。タイヘン価値ある絵画なんであります・・・

 

ryui.jpg




  拡大すると、地の絵絹が露出しているのがおわかりでしょう・・・
  俗に言う、緑青焼け・・・を修復した後の色・・・・


  大和絵こそ日本視覚文化の王道であります。







 





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最終更新日  2012年06月23日 19時10分40秒
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