カテゴリ:大和絵
日本三景 松島 天橋立 厳島 どれも、海の景ですが、海に迫る山も美しいところ。 勿論ガガたる山容ではなく、穏やかな、丸みをおびた、平和な感じ・・・景観を引き立てるにこれほど邪魔にならないモノはありません。大和絵に描かれる穏やかな山並みは、こういうモデルから・・・・ 広島の厳島神社には、沢山の宝物がいまだに遺されています。 この彩絵緋扇もその一つ。 檜の薄板にごふんを地塗りして、金銀彩絵を施し、実用もありますが、装飾として・・ 儀式の折などに、用いられて来たものでありましょう。 ![]() なだらかな丘のような山並みしか描いてありませんが・・・良く細部をみると、水鳥やら花々が、咲き乱れていて・・手元でモテアソブ・・には、タイヘン具合が良さそうですね。 なんと、瀬戸内海の泡となり、入水された、安徳天皇の御所用品。 なにぶんにもご幼少でしたから、扇も小さい造りです・・・ いいですねーーー。ホントニ!! 天皇から一般庶民まで、こんなささやかな文化を日常に楽しんでいたのです。 ご存知でしょうか? 扇は、日本の発明品!! シナでは在りません!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年06月25日 11時12分06秒
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