カテゴリ:大和絵
こちらは、同じ扇でも、【扇面古写経】(せんめんこしゃきょう)
大阪四天王寺に古くから所蔵されている、古式床しい“やまとえ”の優品です。 ワケのわからないお経がちょっと邪魔ですが、文字は、究極のデザインと思えば・・・・・それは、兎も角として、背景扱いされている大和絵の方をご注目下さい。 可愛らしい少女達が描かれている事にお気づきでしょう。 十二単のお子様版をカザミと呼びます。童女の装束のこと。 汗衫(かざみ)という字。文字通り汗取り肌着だったものが、上着として、さらに、正装として認知されて行った装束です。 美しいし可愛らしいし、動きやすいし、フォーマルっぽさもあるし・・・ 平安時代に完成された十二単は、日本意匠文化の花形!! これには、振袖も色あせて見える、スグレモノ。 何時の時代にも日本女性の憧れであり続けてきました。 子供の頃からこんな衣装で暮らせば、もっとズット文化的な日本人になれるのに・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年06月26日 17時34分47秒
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