カテゴリ:自然・風景
ある日(4・08)車でグロサリーショッピングに行った。
森がすぐ近くなので、帰りちょっと森に寄ってみた。 日本のカタクリは紫らしいが、 ここNJで以前に見たカタクリのは黄色だったことを思い出した。 その時から、もうカタクリは咲いたか・・・。 と言う思いで寒い早春を過ごしていた。 その日も、まだ咲いていないだろうと予測されたが、 車で通りかかったんで覗いてみることにした。 以前カタクリの花を見たことが有る森の北側の入り口に近くに車を止めた。 一歩、森に足を踏み入れた。 どうかな~~。 足元を見ると、カタクリらしい葉が覗いている。 でも、花は何処にも見えなかったかった。 やっぱり。 と思ってすぐひき返すカズ姫ではない。 森の中心に向かって歩き出す。 ふかふかの土の道。 左側は池で、その池から流れ出ている、小川と言うには小さすぎる・・・。 せせらぎと言おうか・・・。 飛び石が置いてある。 飛び石が二つ次は土地、これなら跳べる。 飛ぶことには問題ないが・・・。 飛んだ先でしっかり止まれないと言うのが問題だ。 案の定、二つ目の石を土に向かって飛んだら、 そこでバランスを崩し膝を就いた。 この辺にもカタクリの葉が有る。 木の後ろの深緑の葉はカタクリだ。 樹々の梢かかすかに霞んで春を告げている・・・。 小鳥たちの声は喧しく聞こえるのに姿は見えない。 コンピューターで拡大してみると、 何と、鳥たちの姿が一杯見える。 みんなこんな高い所で囀っているのか・・・。 それなら姿は見えない訳だ!! この辺にもカタクリの葉が有る。 もう森中に広がっている様だ。 南の出口に近い所で小川の方に曲がる。 以前一度この辺まで来て、 小川のほとりの小径を歩いてみたいと思った、 そん小道を歩くことにした。 写真では何となく深緑に見えるのは、皆カタクリの葉。 森中がカタクリに占領された様だ!! あああ・・・。 一輪のカタクリの花が咲いていた。 これらの葉は間違いなくカタクリだ!!! 裏庭から、小川を飛び石で飛んで森に入れるなんて素敵。 メルヘンの世界だ。 小川には魚もいて、カズ姫が歩くと、さっと逃げて行くのが見える。 と、有る所まで来るとさっきのせせらぎが小川に流れ込むところに出た。 このせせらぎを渡らないと向こうには行けない。 せせらぎ沿いに右に曲がって渡れると所を探しながら歩く。 ふかふかガサガサ・・・。 わ~、5個の飛び石。 簡単そうだけどね~~。 三つ目の石で止まれなかったら、バランス崩して水の中。 やっぱりやめよう。 この上には木の橋が有る事を知っているから・・・。 落ち葉の中をどんどん歩く。 さっき飛び越した3つの飛び石でも飛ばないで、 さらに進む。 池に出た。 この池から出て、小川に合流する言ってみれば支流のせせらぎ。 この辺もカタクリだらけ。 よく落ち葉の中を見ると、深緑のカタクリの花見える。 この橋なら大丈夫。 橋の左横の陰の中にはカタクリの葉が見える。 ここでUターンして小川に向かう。 途中の飛び石二か所も通り越して・・・。 また小川に出る。 凄い倒木!!! と思いながら、それをカメラに収める。 後で分かったが、この時すでに鹿がこちらを見ていた。 写真を撮った時は、カズ姫はただ倒木を撮った積もりだったが。 倒木を越すと、 鹿のファミリー、3匹がこちらを見て逃げた。 ぴょーんとさっきの倒木も一跨ぎ。 その写真も撮ったが、ブレブレ。 そして、止まって、こちらを見た。 本当に優しい表情をしている。 不安、恐怖、憎しみ、葛藤、絶望、嘘、隠蔽と言った、 人間を蝕む感情の一欠けらも感じない。 見ているだけで本当に心が安らぐ。 信頼できるってこういう事か!!! 有難う鹿さん達、 そして、命を育む森さん。 他の2匹の鹿は右側の遠くに見えた。 夕餉の邪魔をしてごめんね。 こんなに森の中がふかふかなら、これから、車でここまで来て、 森の中を1時間くらい歩いたほうが膝の為には良いな・・・。 と思いながら、車で家に帰った。 因みに、先日四月15日に、ショッピングの帰りに、 雨の中をビシャビシャ、森の入り口まで行ったが、 カタクリの花は咲いていなかった。 森の中は、ひどくぬかっていた。 いくらカズ姫でも行く気はしなかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[自然・風景] カテゴリの最新記事
|
|