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カテゴリ:クリスチャンになった経緯
太宰治3
高校3年弁論大会 自薦か他薦か忘れたけれど、校内弁論大会に出ることになりました。 題は『笑い』 趣旨は、 ・・・家族団らんで笑いがあるのはいいですね。 同じ笑いでも、限界の笑いがある。 太宰治の中に限界の笑いを見る。 生きようとして、戦う、傷つき、傷つけあう 最期には、笑いを浮かべる、笑いの表情を作ることさえ出来なくなる。 そうなったら、自殺さえ許されると思います。 私たちの為に、限界まで、自分を追い込めて、書き続けた太宰治が好きです。 しかし、私たちには、笑いを作り出す力があります。 私たちは、生きなくてはなりません。 私たちは、生きていきましょう。 家族と仲間と笑顔で。 笑顔はひとりより、みんなと笑顔になると、楽しい、強くなる。 生きる力も湧いてきます。 この様に準備して、明日が本番というとき、 不安になって、母に話しました。 すると母が、 「みんなをにどいも(年に2度採れるので、ジャガイモのことをこう言いました) だと思って話せばいいんだよ」 というのです。それで、私は、全くあがりませんでした。 それにしても、1,200個のジャガイモを体育館にところせましと並べて眺めたのは 初めてでした。校内3位でした。 私の親しい女友だちが、高校卒業後一年もしない内に二人自殺しました。 信じられませんでしたが現実でした。 在りし日の彼女のさわやか面影と残されたお母さんの悲しみを秘めながら、やさしいしぐさを思い出します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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