亀有の「ニューオープン・レストラン」に向かう
飲食店紹介サイトの機能に,新規に開店したお店を絞り込んで検索できたら便利だろうなとかねてから思っていたのですが,食べログに「ニューオープン・レストラン」というのがあったのですね。http://r.tabelog.com/japan/0/0/new_open/ 使い方はまだあまり試していないのですが,先日早速「ニューオープン・レストラン」に掲載されているお店に行ってきました。その夜はなんとなく亀有に行ってみたかったので,地域を絞り込んでいきます。絞込みの方法があまりうまくできておらず,「東京都」->「千住・綾瀬・葛飾」->「葛飾・柴又」といった具合に遷移しなくてはならず,実は使い方が未熟なだけかもしれませんが,この辺りを改善してもらえるとさらに便利になると思います。 といったわけで亀有をチェックしたところ,これまで知らなかった店もけっこう含まれていました。立飲み店もできていたんですね。屋号となんとなく地図を眺めて位置を記憶して仕事を終えるとすぐさま亀有に向かうことにしました。亀有駅を下車して北口方面にまっすぐと進みます。どんどんどんどん進みます。こんなに遠いはずはないんだけどなあ。腹も減ったし辺りを見回すと餃子屋さんがあるのでお邪魔してみることにしました。 「餃子 はまなす」です。こちらも最近開店したばかりのお店のようですが,「ニューオープン・レストラン」では見掛けなかったような(今確認してみたらやはりありませんね)。カウンターに5卓とテーブル2卓の小さなお店で,若いご夫婦でやっています。このお二人が明るくて元気で大変感じがよかったです。瓶ビール中と餃子をいただきます。もやしのナムルのようなものをサービスしてくれました。餃子は大振りで皮がもちっ,ぱりっとしていて具はキャベツ多目のあっさりしたものでなかなかですね。自信作というだけのことはあります。他にも酒の肴が揃っているので,飲み屋として充分に使えそうです。ちなみにこのお店があるのは葛飾区ではなく足立区のようです。品書:ビール中:500,サワー:300~,餃子/枝豆/メンマ/冷奴:300,おつまみ三種盛:600 通りを間違えていたのだろうと考え,もう一本広めの通りを駅方面に引き返します。これまでも存在には気付いていた「炭火焼鳥 金たろう 亀有本店」に入ってみることにしました。引き戸を開けると12席ほどあるカウンターはほぼ埋まっていて,テーブル2卓も奥のテーブル席も予約やらでほぼ満席の大人気店だったのですね。なんとかカウンターに入れてもらいます。酒類はやや高目ですが,日本酒大:520円はお徳ですね。ぬる燗をいただきます。串ものも110円から豊富な品揃えで適当に焼いてもらいます。これまでは塩が定番だったのですがなんとなく最近はタレを重用しています(ちなみに先日放送されたタモリ倶楽部で100年来のタレとか謳っている店がありますが,最初に仕込んだタレは数十年使い続けると原子レベルでなくなっちゃうそうです)。ちょうどお通しで出された味付けされていない生キャベツにつけることもできますしね。ところで,外の置き看板には亀有店とありましたが,ここが本店のようです。店内にフランチャイズ募集と張り出されていましたので事業拡張を企てているのかもしれません。串も大きくてなかなかおいしいので,まずまず使い勝手のよい店に出会えました。品書:酒大:520,ビール大:630,チューハイ:350,串もの:110~,牛もつ煮込:530,金たろう鍋:840,冷やしトマト:210 店を出てこの夜はほろ酔い程度で引き揚げようと思ったら,ちょっと歩いたところに「立ち呑み 第八たから丸」が見えてきました。ここが「ニューオープン・レストラン」に登録されていた立飲み店です。さすがにきれいですね。チューハイと開店当初なので特別価格で提供しているというアラ汁・100円也をもらうことにします。大根や人参もたくさん入ってヘルシーそうだし味もけっこういいですね。L字型カウンターに丸テーブルなど島がいくつかある一般的な立飲みスタイルのお店ですが,居心地はいいです。ただ,店長のお兄さんや従業員たちが張り切りすぎて幾分うっとおしい面もありましたが,しばらくして慣れてくれば頃合というのがわかってくるでしょう。なんて苦言を呈しながらタコとワカメの酢の物をサービスしてもらって喜んだりして。既に少なくない常連さんもいらっしゃるようです。健闘を祈ります。品書:ビール大:550,ホッピー:400,チューハイ:250,自家製ポテトサラダ/ホタルイカの沖漬/アジ刺:280,ハムカツ:330,アラジル:100 となんだか遠回りしたものの無事目的のお店に到達することができました。通勤経路や通いやすい駅などはどうしても何度も飲み歩いているので,町にも飽きてしまってあまり歩き回ることもなくなってしまいがちなので,食べログの提供するこうした情報があるとそんな町に再び訪れてみようと思うきっかけになって助かります。