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カテゴリ:新宿区
ぼくのこれまでの人生における四ツ谷との関りは非常に稀薄なものでした。学生の頃はブラザーズ・クエイなどの実験的なアニメーション映画などを見るために訪れたこともあったけれど、劇場が渋谷に移転して以降はごくまれに居酒屋に連れて行かれることがある位の付き合いとなりました。その後、喫茶店や酒場巡りを始めてたまに訪れる機会もありましたが、今も変わらず営業を続ける一軒の喫茶店を大いに気に入った以外、目立って好きになるべき理由も見出せず今に至っているのでした。これだけ書いてしまうと、もはや四ツ谷について語るべき何事もなくなってしまうのです。しかし、今回たまたま時間調整のために立ち寄った一軒の酒場が思いがけず好ましい印象を与えてくれたことが、この先のぼくの人生と四ツ谷との関係を幾分なりとも強固なものにしてくれることを期待したいと思ったのです。
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 四ツ谷の角打ちの有名店である「鈴傳」に隠されるように「居酒や 四ツ屋」はありました。きっとこれまでも何度かはこの前を通り過ぎていたに違いないはずです。それにしても四ツ谷の四ツ屋とはなんともベタなネーミングです。の割にはダジャレとしてもあまりにもさり気いし、機転が効いているとも思えない。もしかすると「四ツ屋」という屋号がもともと用いられていたということなんだろうか。と入店しようと傘をのろのろと畳んでいるグループがあったものだから、その待機中に思ってみたりもしたのだけれど、実のところは単なる思い付きに過ぎないんじゃないだろうか。店内は極めてオーソドックスな昔ながらの居酒屋風であります。奥にカウンター席が真っ直ぐに並んでいてそれと並行しての卓席、そして奥には大人数が着ける卓席が置かれています。開店すぐであったためか先のグループ以外に客はわれわれだけ。店の方も2名だけで静かで落ち着いた感じで居心地も良いのです。瓶ビールを注文すると呑み放題を勧められます。3名以上のグループだと一人1500円らしいのですが、そこまで長居するつもりもないので、吞み放題はお断りしました。よくよくメニューを見ると豊富に用意されたサワー系飲料の真ん中辺りに酎ハイがあってそれが何と驚きの240円なのです。酒も肴も全般にお手頃だなあと思っていましたが、これはそこらの立ち呑み店よりもお得ではなかろうか。ジョッキサイズも立派でありますし、何より酒が濃いことに驚かされるのです。確かに四ツ谷にはリーズナブルな居酒屋があることを知っていましたが、ここまで安い店があるとは驚きです。さほど数多くの酒場で呑んだわけではありませんが、それでもホント、四ツ谷って町は酒場格差が極端な気がします。そして、ぼくなら矢鱈と知られていて混み合っているお隣の角打ちよりもこちらで呑むことを選びたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2026/04/13 08:30:04 AM
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