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テーマ:海外生活(7775)
カテゴリ:極道★英国らいふ
今日はですね、きっとロンドンで、この夏最後の暖かい日だわと思いながら気持ちの良い日曜日を過しました。でももう午後5時くらいからは、あした月曜日なのでブルーな気分。
この日曜日の午後のちゅうぶらりんな気持ち よくないわ。 このままでいくと、私半年後には胃に穴が開いてるわね。 (っていう奴に限って大丈夫だったりする?) 昨日の夜、隣人の南アフリカ人カップルの片割れ、女の子の誕生日パーティ。私は1時(AM)くらいに戻ってきたけど、NinjaCat夫は3時くらいに。上機嫌で帰ってきたと思ったら私が食べていたインスタントラーメン(チャルメラ、とんこつ)をとりあげ、すすったところで.. う、気持ち悪い..... 朝まで、何度か吐いた様子でございます。 ばかだねえ。そんなに吐いたら脳みそまでなくなるよってな感じ。 隣に持っていって、また持って帰ってきたワインを手に取ると(上質の濃厚なポルト)そこに2センチくらいしか残ってない。全部自分で飲んだに違いない。彼ら、皆ビールを飲んでたから。 二日酔いにもなるよ。普段飲まないって言うのに。 昼過ぎ頃、起きてきてどうやら回復した様子。 ずっとPCに向かって探し物をしていた私は疲れたので、「散歩行こうよ、運動、運動」 といって外に出た。 20分くらい軽く気分転換するつもりが、不動産屋めぐりコースになった。今のところよりいいところ(高くなくて)を見つけたら移りたいじゃない? 不動産屋の外にある情報をみながら、Leaseholdが98%くらいなのを見て「ふざけんじゃないわよねえ!このロンドンは!」と二人で悪態を付きながら帰ってきた。そしたら、疲れた。 Leaseholdっていうのは、所謂、土地代を払わなければならない物件...借地権の物件ということか。もちろん土地そのものも自分の物になるFreeholdというのもあるが、この「Kingdom、王国」ではそれは田舎に行かないとそうみつからない。ロンドンの土地は一部の昔からの地主のものだ。 私のロンドン中心部に住む友人のフラットも、実はその土地はロイヤルファミリーの一員の土地だったりするのである。 相続税が低いせいか、代々土地を引き継いでいる金持ちがいると考えられる。 こっちは5日のうち2日をただ働きしてるっていうのに、ただ代々の土地を人に貸して自分はのんべんたらりという生活を送っている馬鹿ものがいるのだと思うと、 ちくしょう!! 共産主義になって、そいつらから全部土地を取り上げろ!不公平だ! と叫びたくなる。 ロンドン市内でFreeholdの物件を見つけるのは至難のわざだ。大抵はLeasehold。契約は100年とかだから、Freeholdとそうかわらないよっていう人もいる。しかし、毎年、土地代をどっかの馬の骨に収めないといけないことは確かなのだ。 Leaseholdも、確か70年以下だと物件の値段が下がると聞いた。 なぜなら、借地期間を終えたら、その後、地主との話で立ち退かなければならないなど、予期せぬ話が出てくるからだ。 東京にも一部都心のマンションに借地権のマンションをみたことがある。値段はやはり他の同じグレードのものよりずっと安かった。 ロンドンでは長期借地が多いのでFreeholdだろうがLeaseholdだろうが物件の値段はそう違わない。(前述の70年未満を除くと)しかし、滅多にない土地の権利つきマンション.... またも極道英国の片鱗を見た思いがする...... (あれ、このフレーズ、つい最近使ったような気が) 追記: ところで、私達は賃貸の物件に住んでおり、賃貸の物件だけをみるつもりが、売買物件をみながら悪態をついていたのでございました。 4年半前、NinjaCatがこの王国に上陸したとき、フラットを買おうという話があったのですが、日本のバブルを思ったNinjaCatは「そ、そんな外国でかえまへん....」といって手をつけなかった。 それから英国の不動産価格はみるみる上昇していった.... 特に私達の住むCanary Wharfエリアは、開発地区だったので上昇率がすごい。2.5倍以上にはなっております。 今、ロンドンでは不動産をもっているだけで大金持ちなのでございますよ。 そう、NinjaCatはまたも貧乏人の道を確実に歩んでいるのでございました。つくづくお金に縁のない人間でございます.... 日本が経験したような不動産バブルがこれからロンドンにやってきたらいいのに、と人の不幸を願うしょうもないNinjaCatであった.... ★ 4年半前、買おうよといっていたマンション。 プールやジムつき。Thames川沿いでとっても素敵。 今は買えるような値段ではない。 今住んでいるところのそばにあり、ときどき散歩にでると泣きたくなる。 ちなみにLeaseholdです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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