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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:極道★英国らいふ
昨日、大きくTVで放映されていたもの。(英国で、よ)
それは年金受給開始年齢を65歳から67歳に引き上げるという案についてだ。 どんどん、どんどん年金をもらう年齢が遅くなっていく。 私が5年以上に渡り英国に払ってきた社会保険料。 この期間、日本の国民年金に振り返ることができるので、そうしようと思っているのだけど、でも、どうした方がいいのか、まだ最終的に決心していない。 こういうニュースを聞いてしまうと、日本の年金一本でいこうか、という気分になってくる。 しかし、日本の年金受給開始年齢も引き上げられるのも時間の問題かもしれない、とも思う。 海外で例があるとすれば、なおさら政府も施行しやすいだろう。 ひとつ、TVで面白い資料を出していた。 はっきりと数字は覚えていないが、英国民のトップクラスと下級クラスの平均寿命、それがかなり違うのだ。 このクラス分けは、おそらく平均給与によってだと思うのだが、結論は高収入の人々の方が、いまのところ長生きしているのである。 国民平均受給年数を16年とすれば、高収入の人々は18年受給を受けており、低収入の人は13年。 つまり、低収入の人は平均にも満たない。 貧富の差が、どれだけ長生きるかに影響する事実。 天は人の上に人を作らず、下にも人を作らず、と福沢諭吉の言葉を信じているけれど、 人は棺おけに向かうときに、分けられているのか。 コワイ事実だ。 自分が見ようとして見て来なかった事実だ。 お金持ちなんて、おいしいもの食べて「通風」とか、「高血圧」とか、案外早死にすると思っていたけれど、違っていたのね。 それに日本の貧富の差、と欧州の貧富の差は違う。(今はだけど) アル中だったり、ドラッグ中毒だったり、それに彼らの食生活への知識の低いことなど、こちらでいう「貧しい」は、本当に目を背けたくなるような生活なのだ。 番組の論点は、こうした受給開始年齢引き上げは「不公平」だというのであるけれど..... 貧富による寿命の事実を目の当たりにして.... 私は、安泰に棺おけにいけるのかしら? せめて、自分のお棺、葬式代ぐらいはちゃんと用意しておけるぐらいじゃないとね。 暗い話に、ちょっと素敵な写真を.... アムステルダムで見つけた、お花をかけた自転車! こんなところに、小さな気遣いがあると和みます.... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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