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カテゴリ:その他の日本酒
今日は午後からちょっと雨が..... 「雨が」ってあんた! 何でこの時期に雨なんで
しょうか。この時期は大昔から雪と相場が決まっているじゃありませんかっ。 えー、上の文章とは何の脈絡もなく本題に入ります。“まず”今日のテースティ ングは山口県の酒からはじめます。 「山口県かー。懐かしいなー.....」 山口県と聞くと、それはそれは昔、学生時代にアルバイトで小銭を貯めて『山 陰の小京都』と言われる津和野や萩に言った事を思い出します。岩国市の 『錦帯橋』にも行きたかったんですけどね。萩とはちょっと離れてるしお金も無 かったので断念したんです。 料理は何と言っても河豚料理でしょうが、その頃は野宿をしたり駅に寝たりの 貧乏旅行だったので食べられる訳がありません。 明治維新の頃に吉田松陰・高杉晋作・伊藤博文・山県有朋など多くの人材を 輩出した県でもありますね。いつかもう一度行ってみたいなー.... ヒッチハイクで長距離トラックを乗り継いで、只で仙台から岐阜県の木曽路まで 行った事もありましたよ。九州・宮崎県の日南海岸や、熊本駅の近くの橋の下 に野宿した事もありました。博多駅のベンチに寝た事もあったなー。 放浪癖があったんですね。今となってはもう、そんな無茶な事は出来ません.... 今は地酒とワインの世界で、結構無茶な放浪をしていますけど.... おっと、山口県と聞いただけで学生時代の色んな事を思い出してしまいました。 まあ、これから呑もうとしている地酒やワインの出来た街に思いを巡らせるのも 酒の楽しみ方の一つですね。 五橋(ごきょう)・あらばしり純米生酒 山口県岩国市 酒井酒造 原料米:トラタン村産山田錦100% 720/1,575円 学生時代に行きたくて行けなかった『錦帯橋』のある町の“しぼりたて”です。 岩国市には日本三名橋のひとつ『錦帯橋』がありますが、この5連のアーチ型の 橋が酒銘の由来だそうです。仕込み水にはその下を流れる錦川の伏流水を使 用しています。 蔵元の近くにある伊陸(いかち)盆地にある、酒米づくりに地域の夢を託した有 志農家のコミュニティ『トラタン村』で育てられた山田錦を100%使用しています。 (珍しく今日はちゃんと酒の説明をしていますね~) おっ、青リンゴのような清々しいフルーティーな香りが、ほんのりと立ち上ります。 口に含むと隅々に旨みが広がり、スッと切れて行きます。しっかりとしてきめ細や かな酸と厚みのある味わいは、山田錦ならではの素性の良さでしょうか。 「錦帯橋の上で、ふぐちり食べながら呑みたいっ」.....むっ、無理でしょうか。 新酒ならではの躍動感に満ちた味わい。四合瓶だけなく、一升瓶もあればいい のになー。じんわりと米の旨みがあって、しみじみと美味しい酒です。 この酒のおかげで、馬鹿な事ばかりやっていた学生時代の頃を思い出させても らいました。さてと、次はスペインに高飛びしましょうか。 ↓↓↓↓久々の返り咲きですが、僅差なので全く予断を許しません。あなたの一票を 人気blogランキングは只今3位です。 毎日更新の励みになりますので、何卒ポチッと応援宜しくお願いします 1/11に『仙台人気ブログランキング』にも登録しました。こちらは4位です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2008年02月03日 12時33分55秒
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