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カテゴリ:静岡県・杉錦
夕べの七本槍の香りを漂わせて元気に7時起床(前のブログの続きです)。上の画像はホテルの部屋の窓から撮った琵琶湖ですが、朝からこんなすんばらしい景色を眺めると「よーし、今日も一日頑張るかー!!」と気合いが入りますね。朝ごはんもしっかりと食べて、元坂夫妻に長浜市のホテルから前原駅まで送っていただきました。二日間大変お世話になったので名残惜しい限りですが、新幹線と電車を乗り継いで約3時間の静岡県藤枝市の『杉錦』を醸す杉井酒造さんを目指します。 静岡県と言えば伊豆半島にしか行った事がありませんが、電車の窓に広がるお茶畑を見ると「あー、静岡に来たんだなー。」という実感が湧きますね。お茶処で有名な静岡は酒処でもありますが、名だたる蔵元が色々とありますよね。そんな中で『杉錦』は静岡県内の鑑評会・純米酒部門では常に上位という実力派なんだそうです。 ガックンガックンと居眠りをしつつ予定通り藤枝駅に到着。『杉錦』の社長兼杜氏の杉井均乃介さんが出迎えに来たくれました。この方には初めてお会いしますが、ホームページの画像と同じ顔だったので安心しました~(当たり前だろっ!)。 銘酒『杉錦』を醸す杉井酒造さんのホームページ まずは事務所に通されて色々と酒談議をしましたが、杉井さんの酒造りに賭ける思いがビシビシと伝わって来ました。単に良い酒を醸そうというだけではなく、精米歩合を低くして原価を下げ皆さんが購入しやすい小売価格になる事も意識して酒造りに励まれていますから庶民の味方ですね。今時あんた! 一升瓶で1,890円と言う美味しい純米酒もあるんですが、杉錦の味わいを私なりに一言で表現すれば『骨太で切れの良い男酒』と言った感じです。 特にお燗で呑まれる事をお勧めしたいんですが、幅広い温度帯で楽しめ料理との相性も許容範囲が広い純米酒なんです。生産量の約8割が手間隙のかかる生モトか山廃仕込みという事からも杉井さんの心意気を伺えます。 この日は全国新酒鑑評会に出品した純米大吟醸をはじめ、数種類の純米酒を常温とお燗の温度に分けてキキ酒させていただきました。当店では既に4種類の純米酒を取り扱わせていただいてますが、美味しい純米生酒を見つけたので早速注文しましたー。 蔵の中を見せていただきましたが、話しを聞いているうちに画像を撮り忘れてしまってこれしかありません。後は杉井酒造さんのホームページに酒造行程を詳しく掲載されているので、そちらをご覧いただければ幸いです。 こちらでは地元に頼まれて“大和芋”というやつで芋焼酎も造っているそうで、この日は焼酎を仕込んでいました。海が近いという地域性からのニーズで『飛鳥山』の銘柄で本味醂(みりん)も造られているそうです。お土産にいただきましたが、とろりとした甘味でこれがまた美味い!! 味醂=料理酒と思われる方は多いと思いますが、しっかりと造られた本味醂は料理に使うのが勿体無いくらいに呑んでも美味しいんですよ。 居酒屋さんによっては梅酒に力を入れてる店をよく見かけますが、味醂をグラス売りされている店は不思議なくらいに聞いた事がありません。他の店との差別化を図るのなら本味醂をグラス販売された方が意外性もあって良いと思うんですけどねー。このアイディアは特許を取っていませんから(笑)、是非採用してみはいかがでしょうか。本味醂はご自宅で食後酒として楽しむにも最適ですから是非お試し下さい。 「日本酒とワインしか売らねー。」と言ってる私が味醂の宣伝をしても商売にはなりませんけどね(笑)。 まっ、杉錦の純米酒はこれから末永く宣伝し続けますから、これも良しとしましょう。ところで藤枝駅のまん前にある蕎麦居酒屋さんでお昼ご飯をご馳走になったんですが、十割蕎麦もウナ丼もえれー美味しかったんですよ。 日本酒は杉錦を中心に取り扱われているそうですが、きっと夜も美味しい料理を食べさせてくれるに違いありません。ネットで調べてみたら『かわかつ』という店でしたが、藤枝駅舎を出て右手に進んですぐのところにありますから簡単に見つけられると思います。ここで杉井さんと酒を酌み交わしたいところでしたが、東京で約束があるので後ろ髪を引かれる思いで杉井酒造さんを後にしました。 次回に続きます。 美味いもんばっかり喰っていてすいません、すいません、すいません。 どうか一つポチッとご協力を宜しくお願いします。 いつもポチポチポチッとご協力ありがとうございます。m(..)m 2011年7月30日OPEN! サンセールのお店「酒のかわしま」 NET-SHOP 日本酒・ワインのお買い物はコチラ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2011年10月12日 19時26分50秒
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