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カテゴリ:エッセイ
豆腐の角に頭をぶっつける_多面体作り最中にふと浮かんだ思い出 幼少の頃近所のおじさんから「豆腐の角に頭をぶっつけて死ぬことができるか」と物騒な質問をされたことがある。私は「豆腐じゃ死ねないヨ!」と答えたら、「いや死ねるんだ。豆腐を氷らせれば、石のように硬くなる。」 この話を凧形60面体を作っている最中に思い出した。 糊代が2mmにも足りない幅しかないところを、鉄筆で引いた線で折らねばならないが、これが大変難しい。幅が狭いので、指で曲げられないのだ。そこで考えたのが、線を引くときに使っていた厚手のセルロイド製の三角定規の縁を使うことだった。 折り線を三角定規の縁に沿って揃え、その上を爪で押してゆくとうまく折れる。 この線折をやっているときに、「豆腐の角に頭をぶっつける」という話が何気なく浮かんできた。 そして三角定規の思い出も続けて浮かんできた。それは国民学校四年生の授業中の出来事だった。 授業が飽きたので、余所見をしたら、先生に大きな木製の三角定規の角で頭をゴツンとたたかれた。痛かった! 三角定規を使っていると、今でもそのときの思い出が浮かんでくる。 絶対温度 豆腐を凍らせると石のように硬くなることを思い出したら、バナナで釘を打つことができるのをテレビで見たことを思い出した。バナナを液体酸素の中につけると、鉄のように硬くなる。これで釘の頭をたたくと、釘は木の中にめりこんで行く。 高校の物理や化学の時間に絶対温度、ケルビン温度と言うのを学んだ。摂氏マイナス273度を0度にした温度をケルビン温度という。符号でKを用いる。液体窒素の沸点温度は77Kであり、、液体酸素の沸点は90Kでその温度を表す。 温度の種類に、摂氏と華氏があり、さらにケルビン温度というのがあって、それらの名称は 温度体系を作った人の名前にちなんでつけられているのだそうだ。 摂氏はセルシウス、華氏はファーレンハイト、絶対温度はケルビン。 ファーレンハイトが華氏になるのは中国語ではkの発音がhの発音に成るのだそうだ。 摂氏も華氏も中国語の適用であることも、インターネットで調べてわかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 22, 2013 05:43:15 AM
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