うつ病の肯定的意図
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今回、ビリーフチェンジの2回目、「肯定的意図を探る」について紹介します。
「肯定的意図」・・・・
これは、ミルトン・エリクソン(催眠療法)が持っていた前提、考え方だと言われています。
このミルトン・エリクソンは、NLPがモデリングした3人の天才セラピストの中の一人で、特に大きな影響を与えたと言われています。
この「肯定的意図」という考え方は、
「制限となる」ビリーフ、不安や恐れなどの感情の裏側、
その人の潜在意識(無意識)の深い意識、深い無意識の部分(パート)では、
肯定的意図・・・本人にとって良かれという思い・・・を持っている。
従って、「肯定的意図」の発揮 ⇒ 「制限となる」ビリーフ、不安、恐れ
という考え方です。
「制限となる」ビリーフ、不安、恐れも
その人の潜在意識(無意識)の深い部分が起しているとしたら、
その潜在意識(無意識)も、その人の一部分であるのだから、
本来、自分自身にとって、本質的には否定的であるはずがない。
という考え方です。
「肯定的意図を探る」
人間の行動の裏側には必ず肯定的意図がある。
現象面で否定的に見えることの裏側にも必ず肯定的意図がある。
1、「制限となる」ビリーフを一つ選ぶ。
「制限となる」ビリーフを使っている場面を思い出します。
その場面をイメージしたとき、身体の感じ、パートの部分を探ります。
そのパートの部分に、軽く手を当てます。
2、その「制限となる」ビリーフのパートに尋ねていきます。
その「制限となる」ビリーフによって、何が得られますか?
または、何を教えてくれようとしていますか?
○ 1の内容から離れること
○ 自分の深層部に触れていく
3、2の質問を続け、肯定的意図を発見する。
深層部に存在す肯定的意図の例
○ 自己承認 ○ 愛情 ○ 健康 ○自己防衛
○ 成長 ○自由 ○安心 ○ 満足感
4、「力づけ」のビリーフをつくる
「肯定的意図」を満たす「力づけ」のビリーフを作成する。
○ 肯定的に表現されている。
○ 行動や振る舞いではなく、ビリーフである。
○ シンプルで明瞭な表現である。
○ 結果重視ではなく、プロセス重視である。
○ 可能性があり、力づけになる。
5、フューチャーペース
未来で、新しい「力づけ」のビリーフを使って、アウトカム(夢や目標)に向かって、進んでいる自分をイメージします。
「力づけ」のビリーフが、十分の力を発揮していればOK。
ここで得た「力づけ」のビリーフを、毎日繰り返し唱えるなどして、
自分の潜在意識(無意識)の中に落とし込むことが大切です。
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