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NOAH- MON/のあもん

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2023.07.10
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石の上にも三年……と申しますが、武藤引退後のNOAHの大会を見ていると、それが実感できるような気がします。全盛期の盛り上がりに比べるとまだまだ埋めるべき余白はあるのですが、試合内容やカード編成は全盛期に優るとも劣らぬ充実ぶりなのではないでしょうか。苦難に耐えてコツコツとやってきたことが形として現れているのは確かです。

レッスルユニバースのライブ配信からも試合開始と共に会場のお客さんの熱気が伝わってきます。東京都内とは言え八王子市はどちらかと言えば地方のイメージですが、後楽園ホールと似たような熱量が感じられるのです。徳島大会もそうでしたが、まさしく“ノアってる”感じです。


新人の小澤は少しずつですが進歩しているのがよくわかります。成長のじっくり感も「NOAHらしさ」ですね。「成長が見える」と言えば塚越レフェリーのレフェリング。小川が相手の丸め込みに耐えてロープを掴むと、小川の手をキックしてブレークさせる場面がありました。これは名古屋大会と同じシチュエーションで、同大会の観戦記でも触れさせていただいておりますが、「小川vs塚越」のやりとりは単に「お約束」にするだけではなく、もしかしたら、小川が若手レスラーだけでなく、若手レフェリーにも「プロレス」を教えているのではないか……と思ったりもするのです。今後の二人のやり取りには視点を変えて注目したいと思います。


レアルの8人タッグマッチは全員が入り乱れての場外乱闘からスタート。これもお約束になりつつありますが、4試合目あたりにはちょうどいい気分転換になっています。何度も書いて来たように試合途中の「無駄な」場外乱闘が好きじゃないので、いきなり場外乱闘から始まって、観客とレスラーの距離を近づけつつ、プロレスでしかあり得ない客席での乱闘を堪能させた上で、しっかりとリンク上での戦いへと移行してくれる方がしっくりするのです。

試合を決めたハックスリーはNOAHでのキャラクターと戦い方を確実に身に付けていますね。昭和、平成初期の頃だと、このタイプの“キャラ先行ガイジン”は、大して活躍できないままフェードアウトしたものですが、NOAHは個性をうまく引き出しているような気がしています。


N-1にもエントリーされているNOAH初登場のアダム・ブロックスが第五試合に登場です。風貌的にはレガシーと似た感じですが、陽性なレガシーとは対照的に一匹狼的な暴力性を漂わせている感じで、リッジウェイ的な匂いがあります。

ロジャースがNOAHでの先輩として、またN-1にエントリーされなかったジェラシーも込めて、怖さを見せつけます。ブルックスはNOAHのリングに慣れていないためか実力を出し切れていないところもあって、ロジャースとダンテの攻撃で劣勢に立たされましたが、最後は「基本形」とも言うべき完成されたパイルドライバーから危険度の高いオージーバスターでロジャースを仕留めました。古典的な技であるパイルドライバーを見て、思わず「オッ!」と思ったのは久々のことです。やはりプロレス技は「形の美しさ」と「説得力」が不可欠。初参戦の試合で勝利を収めたこともですが、古典的な技の説得力を見せつけたことでブルックスの実力も証明されたと思います。ニンジャは前回の参戦では動きがよくなったりもしましたが、今日はアクロバティックなムーブもスムーズでした。ブルックスはパートナーのニンジャの握手も拒否。「群れない」「媚びない」キャラクターを印象付けました。


GLGAXIZ&“エイハヤ”の8人タッグマッチは、メインイベントでも文句のないレベルの試合でした。初遭遇のジェイクと潮崎のマッチアップに期待させながら、スッとかわしてみせるジェイクの貫禄もさることながら、スカされた潮崎にも貫禄負けのしないオーラがあるので、本格的なマッチアップの期待値は上ります。しかし、今回は乱闘の最中に潮崎がジェイクに放ったラリアットだけで本格的な直接対決は次回に持ちこされました。

AXIZと初めてタッグを組んだEitaが敵だけでなく味方との絡みでも才能を発揮して、試合に喜怒哀楽を持ち込んでくれました。それが決して試合をぶち壊したり、ユルくさせたりしないのですから流石です。

試合後にスーツ姿の若者が現れます。全日本の青柳選手だそうです。私にはまったく未知の選手ですが、世界ジュニアの前王者だそうです。その彼がHAYATAに挑戦表明……って、おやおや、また全日本の選手がNOAHに挨拶に来て、試合は全日本でやるパターンか? と、早とちりしてしまいましたが、今回はNOAHのベルトに挑戦ですからNOAHマットでの対決になるのは必然ですね。


ナショナル王座戦はワグナー(ヘビー)vsAMAKUSA(ジュニアヘビー)。無差別級のベルトだからこそ実現したカードで、体格差も実力差も歴然ですが、「結果がわかっているのだからつまらない」とはならないのが、NOAH的マッチメイクの妙なのです。AMAKUSAがどこまでやれるか……についてはある程度の予測もつきましたが、その予想をパーフェクトに満足させた上で、それを上回る試合になったと思います。序盤はワグナーがAMAKUSAの技を悉くいなすようにして、まったく通じないのを見せつけます。トペコンヒーロを当たり前のように受け止められては成す術もありません。

しかし、AMAKUSAは決してあきらめず、果敢に自分の持ち技を積み重ね、新しい技も披露してワグナーと互角に戦い始めるのです。これぞプロレスならではの醍醐味。体格差があると技が決まりにくい……というのは確かですが、逆に相手が大きいほど、安心して仕掛けられる技があることを教えてくれます。

とにかく、予想と期待を上回るタイトルマッチで、無差別級だからこそ、いや、プロレスだからこそ、階級差があっても面白い試合が生まれることをしっかりと証明してくれました。過去には丸藤が田上からシングルで勝利したこともあって、ジュニアはヘビーに絶対勝てないわけではないし、その可能性を試合として堪能させられるのがナショナル王座の存在価値なのかもしれません。

ワグナーは王者としても、N1出場者としても負けられないので、AMAKUSAに対して強さを見せつけて完勝しましたが、AMAKUSAもジュニアにおける巧さに加えて、プロレスラーとしての「強さ」を上乗せできたと思います。デビュー18年目の37歳。それでも成長と進化は可能なのだと言うことを証明したAMAKUSAに私は心地よく「完敗」です。


メインは金剛を電撃解散した拳王の新たな第一歩。コスチュームも赤から青に変わりました。金剛はもともと反体制的なユニットでしたが、拳王人気が金剛をNOAHのど真ん中に押し上げたので、金剛である意味が薄れてしまったのも解散理由のひとつにあって、ゆえに拳王はNOAHの中心に立つ意志を固めたのだろう……と思ったりもしたので、もしかしたら、コスチュームを「緑」にするのではないかと思っていましたが、選んだのは「青」でした。

金剛解散で大原も「赤」から「白」に変え、NOAHには「赤」をまとう選手がいなくなったのかな? これはもしかしたら、外から「赤」をイメージカラーにしている選手が参入して来るからなのか……と考えるのは性急すぎるでしょうか。

拳王は金剛時代に対峙し続けて来た清宮と久々のタッグ結成です。対するは盟友だった征矢と、征矢のレッスルワン時代の盟友だった稲葉。征矢も金剛の赤を捨てたニューコスチュームです。試合はもちろん激しいものになりました。稲葉もNOAHに来てからなかなか居場所を確立できずにいましたが、N-1出場も決まって気持ちは上向いているようです。

試合は清宮が決めました。そして、試合後は前回のブログで予想したように、他団体のリーグ戦に出場する清宮に拳王がエールを送ります。これで、世間的な知名度も歴史もある他団体のリーグ戦と、N-1との対等性をアピールする事にもなります。もちろん、他団体ファンは差を意識しているでしょう。でも、だからこそ、N-1を戦うレスラーとして、それを応援するファンに向けて、対等のリーグ戦にすることを表明して見せたのです。


さて、次回は6日後の後楽園ホール大会です。中嶋と宮原のシングル戦が大注目ですが、N-1の前哨戦として刺激的なカードも組まれています。特に目を引くのはジェイクと拳王がタッグを組み、潮崎、ワグナーと対戦するタッグマッチ。ここで今日はほとんど触れなかったジェイクと潮崎が本格的に対峙することになるし、ジェイクと拳王が戦う前に組むというのも刺激的です。更には、GHCとナショナル王者の対決も見られるのです。この四人は今のNOAHの試合には「居て当然」の選手ばかり。なのに、スペシャル感とドリームマッチ感が満載なのです。それだけ、NOAHの選手と試合内容が充実してきたということでしょう。

7.15後楽園ホール大会は本当に久々に前売りチケットが完売しています。バルコニーでの立ち見も復活します。最近は当日券を買うことにしていましたが、前売り完売の可能性を見越して久々に前売り券を買ってあります。

最近の後楽園ホール大会の熱量の高まりにはワクワクさせられているのですが、前売り完売、立ち見復活の要素が加わると、どんなことになるのやら……。あと6日、気持ちはどんどん“ノアって”いくに違いありません。




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最終更新日  2023.07.10 15:22:47
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