精魂込めて作った野菜がおいしくて
帰省中の娘たちは、朝晩おいしく食卓のものをあたり前のように食していたが。帰り際に、家の野菜送ってくれない?大根、長ネギ、玉ねぎ、ジャガイモだよと。大根は味がありやわらかい。ネギも甘くて柔らかい。ジャガイモも、甘くて一味違う。いつもこんなこと言ったことはなかったのに、よほどうまかったのだろう。数年前、野菜を作りたいと言ったら、空いている農地あるからと、20アールほど借りることに。春から、忙しい中、妻と一緒に汗して周りの農家の人のご指南で作り始めた。わずかだが、動力なしでは、時間がかかり本当に大変である。幸いに、見かねた実家で古い豆トラを貸してくれた。昨年から、本格的に様々な野菜を作り始めた。ジャガイモ、キュウリ、ナス、トマト、ピーマン、シシトウ、水菜、チンゲン菜、カボチャから夕顔、白菜など少ないが多種多彩。昨年秋には、ほうれんそう、にんにく、えんどうも。堆肥を使い、草取りをして、何とか手塩にかけた自家栽培の野菜の収穫となったが。そして、結果は、なんと「このうちの野菜おいしいよ。送って」となったのである。形も大きさも、プロの作ったものとは全然違うが、味はまあまあ。喜寿を超えた。妻も脳こうそくで倒れたが、リハビリに専念し、少しづつ普通の生活に戻りつつある。二人で、心身の健康を考慮し、ゆっくりと年齢にふさわしく、期待に応えて野菜作りを楽しみたい。今年は、安倍首相の改憲強行が危ない。阻止めざして全力尽くしたい。これからも安心して、野菜作りのできるように。