雪もなくあっという間の新年の1ヶ月。県議選もたけなわ。
異常気象ではないか、雪がなく昨年とは打って変わっての1月。 町場のものには、雪のないのは大いに結構だが。 お客さん相手のスキー場にとっては、死活問題。 営業がままならない。 農家にとっても、雪のないのは困るのでは。 りんごをはじめ果樹など春の芽吹きが早まり、霜に当たれば霜害が心配。 自然には逆らえないが、運を天に任せるほかないか。 県議選もいろいろな方が立候補し、戦況は複雑かつ激しくなってきた。 6人の日本共産党県議団は、ダムなど公共事業を押さえ、全国2番目に借金県となり、財政状況は悪化の事態を、借金返済で財政を立て直す提案をし、努力をしてきた。 さらに、30人学級や乳幼児医療費の就学前までの無料化の提案もし実現した。 不公正、不公平な同和問題も、議会で取り上げついに、部落解放同盟などの妨害を乗り越え廃止した。 前田中知事が「脱ダム宣言」をして、県下の9箇所のダムは全部中止された。 日本共産党は10年も前から、浅川ダムの膨大な調査資料を情報公開にもとづきコピーし、国土問題研究会に依頼し、分析してもらった。 ダム計画予定地の地質は活断層や地すべり地で、建設にはふさわしくないこと。 ダムを作っても、下流の内水被害は解消できないこと。 ダムを作れば被害はなお増大すること。 などが明らかとなり、県議会で問題点を指摘してきた。 前知事の「脱ダム」宣言の前から、日本共産党県議団や長野市議団は運動団体を作り、県民に呼びかけ、勢力的にダム建設反対の大きな世論を作るために、努力をしてきた。 日本共産党の果たして来た役割はきわめて大きい。 長野選挙区における、この党の2議席はかけがいのないもの。 県民の福祉、くらしの願い第一で全力を尽くす強力な党県議団の実現のため、奮闘したい。