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何年やっていても、まだまだやることがあります。
中でも、 反作用をどうもらうか、 それをどう増幅するか、 はなかなか自分のものになりません。 四つん這いになった胴体は、四本の足からぶら下げられて楽になっています。 多分、どんな姿よりも事実として何ものもにも束縛されない自由な「解放区」になっています。 晩年、 「たるみ曲線」(野口三千三) と名付けられた、一つのからだの状態です。 ぶら下がった躯体は、その中のたるみ落ちた内臓と解け合ってゆさゆさしています。 脂肪も筋肉もです。 落ちたからだの中身は「重さ」となって、四本の足の裏から地球の中心へと働きかけます。 働きかけた「重さ」は、エネルギーとなって返って来ます。 作用し反作用をもらうのです。 初めてです。 スタッフ揃って自然の原理に適っていない動きの見本を披露することになったのは。 重さの働きかけが悪いのか? 反作用をもらい切れないのか? 増幅するエネルギーに変えられないのか? その全部が量も質も、タイミングも悪いのです。 そして、イメージが持てないのです。 それは技術の問題のように見えて、技術の問題ではありません。 「最も重要な働きを持つイメージは観念的なものではなく、からだの実感によるものであるから、前もって綿密につくり上げておいてその後で動くということでなく、何回も動くということ中で、累次創造されてゆくより他はない、というところに難しさがある」(野口三千三) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 12, 2008 07:16:46 PM
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