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カテゴリ:つっこみ
たままた、日テレをつけたら「1分間の深イイ話 アニメやテレビの深イイ場面2時間SP」というのをやっていました。
ドラマやアニメ、映画などの、深くていいシーンを紹介するコーナーで、タッチが出てきました。 紹介されたシーンは、敬遠のサインを無視して、ライバル新田明男と勝負し、あっけなくホームランを打たれた上杉達也が、「なぜ新田と勝負した?」と質問した柏葉監督代行に言う台詞。 「敬遠は一度するとクセになりそうで」 確かに、いい台詞です。 でも、島田紳介の「ルールの中でやること。何が悪い?」と言ったひとことで、「深イイ」ではなくて「う~ん」の方にみんなが傾いてしまう。 違うよ~。 確かに紳介の言葉は間違いではない。 松井秀喜が高校時代に経験した5打席連続敬遠に対しては、このコメントで正解。 でも、この場面は違うんですよね。 この「敬遠は一度するとクセになりそうで」は、柏葉英二郎の生き方に対して放たれた台詞でもあるはず。 交通事故をおこした兄・英一郎の身代わりとなった英二郎は、それが原因で野球部内で嫌がらせにあい、最終的には暴力事件までおこし、野球部を退部、生活が荒れていく。 才能も情熱もありながら、野球から距離を置いてきた英二郎に対して、「敬遠は一度するとクセになる」つまり「逃げてんじゃねぇよ」という意味で、達也が言ったのがこの台詞。 ここまで押さえれば、どうでしょう。 深イイ話と言ってもいいのではないでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008/04/21 11:04:28 PM
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