カテゴリ:西洋史関連(雑記)
『西方の歴史』(仏語)を読むつもりでしたが、火曜日の授業のため、レオ・シュトラウス『自然権と歴史』の、渡された部分を読み進めました。既に少しは読んでいたのですが、これは恐ろしい文献です。意味が分かりません。
2005年に入ってからを考えれば、モーリス・デリベレ『色彩』が難しかったです。しかし、それは『色彩』の中に「理系的」記述がけっこうあったからで、歴史に関わる部分は興味深く読んだものです。 『自然権と歴史』は、間違いなく文系の本ですが、難しすぎます。いつかはこういうのもどんどん読めるようになるのでしょうか?というか、専門書はそれなりに読んできたつもりですが、これほど難しい記述のものにあたったことはそうないですね。 学部一年生の頃にキルケゴール『死に至る病』、ニーチェ『ツァラトゥストラはこう言った』、デカルト『方法序説』など読んできましたが、とりあえず読んだ、というのが正直なところで、どれだけ理解したか、と言われたら困りますけれども…。でも、いま挙げた本は、理解の度合いはさておき、楽しみながら読んだ覚えがあります。『自然権と歴史』は、今の私の関心や理解力からいって、読むのはちょっとしんどい作業です。 カタリ派の説教に関する英語論文など手に入れたので、そっちを読んでいきたいのですが、授業の準備もいりましょうし…。 で、この記事をアップしているのは、『自然権と歴史』を読んで、今日はもう勉強をする気が失せたからです。今日は早めに寝ようかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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