[カナダの交友関係]の記事一覧 | 新米ママの子育て日記 in CANADA

Ｏ家、帰国の日

この町では歴史の深い、大手自動車会社の駐在家族、Ｏ一家のお別れの日です。Ｏさん奥様は日本では幼稚園の先生をしておられとっても優しい。ノスケもたくさん遊んでいただきました。小学生の娘さんと息子さんは素直で明るくて前向きでとってもかわいい子たち。ノスケのことをとってもかわいがってくれました。５月、６月、８月に、仲良くしていただいたその会社の駐在家族の方々とお別れし、最後に残っていたＯさん一家までが帰国となってしまい、とってもさびしい。Ｏさん一家全員から温かく親切で優しい雰囲気があふれ出ており、私もまだ来て３ヶ月のＹさんも勝手に慕っておりました。残った者同士で仲良くしていたのに、ホントにさびしい。昨日、おとといで引越し業者が荷物を持って行き、ガランとしたおうちをお掃除され、私もちょっとでもお手伝いをと思い、ゴミを引き取りアパートのゴミ捨て場に捨てました。（アパートは毎日ゴミが出せるのだ）そしてせめてもの恩返しに最寄の空港にお送り。何人か、お見送りにいらっしゃっていました。Ｏさん一家のお人柄がわかります。こんなところでこんなふうにであえたのも何かのご縁。大切にしたい出会いです。Ｏさんご家族、お元気で～

November 1, 2008

新しい出会い　-しかもかなりローカル-

つい最近お知り合いになった方がおうちにお招き下さいました。なんとこの方！私の実家Ｇ県Ｋ児市のすぐご近所さん、Ｋ原市のご出身。なんとも久しぶりに同郷の方言を私の口以外から聞きました。しかも！お話をしていくうちに、どうやら共通のお友達がいる模様！日本ではナースだった奥様は、私の高校の同級生で同じくナースの女友達の１年後輩。その共通の友達の話、地元で人気のケーキ屋さんの話、よく行くショッピングセンターの話なんかも、な～んでも分かり合えちゃう！こんな感覚は久しぶりです。彼女はとっても気さくでノリも合い、おしゃべりも尽きませんでした。出身地が近いだけでもカナダのマイナーな市では奇跡的な感じなのに、共通のお友達がいたなんて！世間はとっても狭い、悪いことはできませんな。ノスケは彼女の５歳のお嬢さんに遊んでもらい、お昼寝もしないで楽しく過ごした模様。（なんと日本からグランドピアノを運んでこられたらしい！すご～い！）これからもよろしくね。

October 10, 2008

お宅でランチ

隣町の奥様のお宅でランチをご馳走になりました。その奥様は長い冬のインドア趣味としてトールペイントをされており、この近辺にお住まいの日本人に教えてもいらっしゃいます。今日はその教室にいらっしゃっている方とともにおよばれです。メニューはパエリア、ミネストローネ、ツナ餃子。私は焼きたてモンキーブレッドをクグロフ型に入れて持参しました。（写真左端）ただし、型のままお渡ししたため、ケーキと間違われたのか、切り分けられてしまいました。ホントはポコポコしたパンをちぎって召し上がって頂こうと思ったのですけどね。そのほか、皆さんが手作りで持ち寄られた、フルーツたっぷり杏仁豆腐、とろけるプリン、ふわんふわんロールケーキなど、豪華なデザート盛り合わせ！も～カロリーちゃんの大行進！でもこの際そんなこと忘れて、全部おいしくいただきました。あ、またまたデザートの写真はとれなかったんですけどね。ホントはランチのあと、カロリー消費のためテニスでもしよう、と言っていたのですが、寒さにくじけて断念。まったく自分に甘いったら。結局私、トールペイントをするでもなく、テニスをするでもなく、準備も後片付けもしないで「専任」食べる人でした…あ～あ。リッチなランチだった日は夕食作るのが面倒になるんですけどねぇ。でもドラさんは満腹な私に関係なくお腹をすかして帰宅するので、重い腰を上げて頑張って作りました。今夜の夕食　和風ローストチキン（２日前から漬け込んだのでオーブンに突っ込むだけ）なんちって参鶏湯風スープ（昨日から煮込んであったので火を入れるだけ）高野豆腐の煮物（材料切って煮るだけ）ブロッコリーの梅おかかあえ　（ブロッコリー茹でてあえるだけ）グリーンペッパーとマッシュルームの炒め物　（材料切って塩コショウで炒めるだけ）あれ？頑張ったと思ったけどずいぶんラクチンでした♪おとといから始めたバナナダイエット（日本ではやってるらしいじゃない？ミーハー？）実はバナナだけ食べて水飲むのって結構キツイ。いつまで続くかわからないけど（←根性なし）明日の朝も無理やりバナナ食べて今日のランチの帳尻合わせます。

October 2, 2008

今日の「楽・憂・安」

ドラさん、火曜日から金曜日まで出張でお留守。少し心細いですが、夕食の準備もお弁当の準備もしなくてよい怠けモードが続いております。そんななか、今日は我が家に日本人の奥様３人とお子様４人をお招きして楽しいひと時を過ごしました。奥様のうちお二人はつい最近知り合い今日でお会いするのは３回目。そのうちお一人は今週１歳の誕生日を迎える男の子をおもちです。あとのお二人は今度幼稚園にあがる同い年のお子様をお持ちで、話も合うかとお誘いしてみました。皆さんが持ち寄ってくれた手作りケーキやお菓子をお皿に盛って非常においしくてリッチなデザートとコーヒーでオシャベリも弾みます。こどもたちも最初は少し緊張が見られましたが、すぐに打ち解けて仲良く遊んでおりました。楽しい時間はあっという間に過ぎ、皆さんがお帰りになり見送りに玄関に行ったところ、ドアにお手紙が挟まれておりました。開けてみて愕然！「誰がやってるのか知らないけど走ったりジャンプしたりするのやめてもらえませんか私はおたくの下に住むものですが雷のような音ですまたキッチンの椅子やテーブルに”フエルトパッド”をひいてもらえませんかタイルの床にこすれてでる音はまったくひどいこれはこのアパートのルールでもありますThank you名前」書き出しから名前まで句読点のないパソコンで打ったと見られる手紙。使ってある語句は丁寧ですが、表現は結構ハード。そしてもう一枚。”フエルトパッド”の部分を強調したアパートのルールのコピー。ご丁寧に○でしるしがつけてありました。キッチンのテーブルやイスに”フエルトパッド”をつけなくてはいけない、というのはつい先日エレベーターの前の貼紙で知ったアパートのルールらしく、全然知りませんでした。やらないといけないねぇ、ってドラさんと話していたところなのです。でも、私たちの上のお部屋からも時々イスを引きずる音が聞こえるけど、なんでもないレベルの音だから、そんなに急いだことでもないか、と思っていたのです。思わず、皆さんにポロリと苦情の手紙だったことを漏らしてしまい、せっかく楽しく過ごしたのに、後味の悪い思いをさせてしまいました。一瞬ひるんだけれど、それを読んだ直後は、「多少うるさかったかもしれないけど、、毎日じゃないし、たくさんの”動く”こどもが来たのは今日が初めてだし、ほんの数時間のことだし、なんじゃこれ、まったく短気な」とバカバカしく憂鬱に思ったのは確か。でも、以前からイラついていた感情が今日一気に爆発し、苦情をわざわざタイプして、貼紙のコピーを取って、階下から上がってきて、こどもの声がたくさんするその部屋のドアの前に立ち、ノックもせずに（多分してないと思う）手紙を置いていく、顔も知らないその相手の怒りの心境を考えると、そら恐ろしくなり、時間が経つにつれ、さてどうしたものか、と考えあぐねておりました。ドラさんは明日にならないと帰ってこないし。。。どうしよう、コワモテのおじさんが怒鳴り込んできたら。。。いえいえ、もしかしたらとってもイヤミったらしいオジイチャンが入れ歯をカクカクさせて、ネチネチと説教するかもしれない。体力的にも英語的にも絶対勝ち目はない！（まぁ、本気の言い合いになったら、私も日本語でニヤニヤしながらかなり口汚く応戦するだろうけどね）たまたまお向かいさんに会ったので、相談してみました。彼は「ボクなら同じように手紙を書いて挟んでおくね」と言っていました。ふむ、やっぱり言葉の壁もあるし、やっぱり状況説明は手紙がいいかな、と思い、私もパソコンで慣れない謝罪＆説明の手紙を書きました。でも、やっぱりドアに手紙を挟む、もしくはポストに入れる、という行為がなんとなく姑息な感じでイヤだったので、管理人のおばちゃん（またの名をキューピーちゃん）に手紙を持って相談に行きました。キューピーちゃん、その方からの手紙を見るや開口一番、「彼女、こんなやり方はするべきじゃないわね」お、女の人！？コワモテのオジチャンか入れ歯のオジイチャンを想像していた私は１８０度妄想転換。彼女は重ねて、「私ならテーブルとイスにフエルトだけ貼って、今回はこの手紙は無視する。あなたにも生活があって、こどもがいて、お客さんだっている。第一あなたにもあなたのお部屋を自由に使う権利がある。それにそう頻繁にお客さんがあるわけじゃないんでしょ？私は住人同士がこういうやり取りをするのはお勧めしない。彼女はいい人だけど、お互い知らない者同士、顔を知ったら嫌がらせをしたりする人も世の中にはいるからね。もしもまたこういうことがあったらそのとき手紙を書いてもいいし、そういうことが続くようならまた私に言ってくれれば管理会社から彼女に手紙を書いてもらうわ。」と言ってくれました。管理人として当然のことなのかもしれないけど、同じカナダ人のその女性を一方的に擁護もせず、冷静な対処方法を教えてくれたキューピーちゃんが今までで一番優しく、頼もしく思えました。そして何よりわたくし、一気に安心しました。そうよね、確かに走り回ったり、ソファから飛び降りたりっていうことはあったけど、ずっとじゃないし、玄関に来たとき、それがこどもの仕業だって、声でわかったはず。そもそも、このアパート、防音がしっかりしていてそれほど響かないはずだし。確か、その方は私たちの後から越してきたはず。よほど神経質で音が気になる性質なら、階上にいる住人にこどもがいるかどうかぐらい、入居前にチェックすべきでしょう。（まぁ、そこまで言っちゃうと、だけどね）普段お互いにこやかに挨拶する見知らぬ住人たち、もしもその方の顔を知ったら、今までのように和やかに挨拶できるかしら？多分ムリ。できれば彼女の名前も知りたくなかった、と思うぐらいです。下に住む彼女も、上に住む私たちも、運が悪い。言ってみればめぐり合わせがちょっと悪かったのかな。でも、キューピーちゃんにそういわれ、私はず～っと気分が軽くなり、やっぱり何かあったら管理人さんに相談するべきだと、つくづく感じました。また、ドラさんの留守中で心細い中、冷静になって管理人さんに相談したことが正しいと思えました。とはいえやっぱりその手紙が与えた衝撃は多少なりとも私の中に残り、玄関に鍵がかかっているのを確かめて、ノスケとの夕食時もイスを決して引きずらないようにしましたけれどね。明日、早速一人ででも、フエルトを買いに行こうかと考え中。ノスケも今でこそまだ歩くのがやっと、でもこの先どんどん悪さをしだして、ジャンプしたり走り回ったりもするはず。それはそれでまた階下の住人が心配だけど、そのときはそのときだし、常識的な範囲なら多少は仕方あるまい。これからも気にすまい。ここが私たちのお部屋、これが私たちの生活なんだから。今日来てくれた奥様たちには帰り際に後味の悪い思いをさせてしまい、もう来てくれなくなるのがとってもイヤなので一段落したあと、「これに懲りずにまた来てね」と電話をしておきました。それにしても、階下に住むご婦人は、毎日座禅して瞑想でもしているに違いないわ。…あ、こんなこと言っちゃいけない、反省ハンセイ。

August 14, 2008

お別れ飲茶

私が住むこの市にも、飲茶を楽しめる中華のお店があります。ワゴンで食べ物を運んでくれる本格的スタイルではなく、メニューを見てオーダーするちょっと飲茶らしからぬ方法ですが、規模やお客の人数からいって仕方ないかも。そこで今週日本に帰国される二人のご婦人のお別れ会が開かれました。お二人とも、ご主人の帰任に伴う帰国です。人数が多いので、私は小さい子を抱えるお母さんたちの席について、主賓の席の写真をパチリ。お料理はいつものように撮れなかったけど、蒸し餃子や焼売、春巻きなど、定番だけどとってもおいしい！ノスケもかなりたくさん食べたと思います。帰国される二人のうちのお一方は私も大変お世話になり、何度か家にもご招待いただいたり、ドラさんもゴルフに誘っていただいたりで一家でお世話になりとても寂しい。彼女に教わったことは数知れず。料理が大変お上手で、お宅でご馳走になった簡単鶏肉と鶏レバーの味噌煮はドラさんと私の大のお気に入り。その味が忘れられず作り方を聞いておうちでやってみたけどどうも違うんだよねぇ。ゴルフやトールペイントなど趣味もたくさん、仲間内では「女みのもんた」と呼ばれるほど多忙な方でした。とても社交的で親切で明るい方なので、人の輪を作るのも大変お上手。だから私みたいな新参者にも面倒がらず色々教えて下さいました。私には彼女のようにはできそうもないけど、彼女の姿勢から学んだことを忘れぬよう、人の輪を大切にしていきたいと思っています。でもやっぱり寂しいなぁ。

August 12, 2008

再会

日本にいたときお友達になったカナダ人のクリスティーンさん。日本のmixiみたいなものの海外版で、私を見つけてくれました。彼女はここから遠く離れたNova Scotia 州のHalifax に住んでいます。メールをやりとりしていくうちに、偶然にも彼女の親友の結婚式に出席するためこの街にやってくるというではありませんか！！！これは会わない手はない、というわけで本日再会を果たしました。ドラさんとノスケも同行です。クリスティーンはとっても明るく前向きでユーモアのあるいい子。再会時の第一声。私：「変わらないねぇ」（ちょっとサービスで）ク：「あなたはもっと小さくなったねぇ」（ほっといてくれ！）一緒に温泉に行ったり紙漉きをした昔話をしたり、近況を報告しあったり、ノスケのことを話したり。ランチをしながらあっという間の楽しい時間でした。彼女は名古屋で数年英語教師をしていました。最終的にいろいろな国を旅しながら帰国したのですが、毎週土曜日、数回にわたってＺＩＰＦＭ（名古屋のラジオ番組）で電話中継されました。そして、2005年の愛知万博のカナダ館のアテンダントとして再来日をし、また6ヵ月間日本に滞在していました。この経歴を見るだけでもかなりの元気モノということがわかりますねぇ。結構な有名人だったのかな。彼女を知ってる人も多いかも。彼女の住む街までは車で20時間。魚介類がとっても新鮮な街で、赤毛のアンのある場所からもそんなに遠くないらしい。いつか会いに行きたいなぁ。

June 28, 2008

お向かいさん

ノスケの母乳をやめてから1ヶ月ちょっと経ちました。離乳食や普通食をよく食べるようになり、吸う力もものすごく強くて私も痛みに耐えられなくなったのを潮時に。母乳にはそれほど未練はなさそうなのですが、問題は夜中。いまだに3～4時間おきに夜泣きします。それを静かにさせる手段が主に母乳だったので、今は仕方なく一晩に2本ミルクを用意しておいて与えるのですが、母乳と違い、調合に時間がかかり、泣きわめく時間が長くなってしまいました。気になるのは夜中、お向かいさんの安眠を妨害しているのではないかということ。お向かいさんとは多分、寝室が向かい合わせになっているのです。お向かいさんは３０代（このアパートの住人にしては珍しく若い！）ぐらいの男女。会えばハローという顔見知り程度。防音はしっかりしたアパートなので話し声などほとんど聞こえないのですが、ノスケが泣くたび、ドア（おそらくバスルーム）の開閉音が聞こえるのです。やっぱり彼ら、目が覚めちゃう？！先日意を決して、私のお気に入りのチョコレートを持って、お向かいさんのドアをノックしてみました・・・いまさらだけど謝罪のために。すると男性が出てきました。私がたどたどしくノスケの夜泣きが安眠妨害をしているのではないか、それが申し訳なくてずっと謝罪したいと思っていた旨を伝えると、「１回か２回、かすかに泣き声が聞こえたけど、それ以外は聞こえないよ」と言ってくださいました。ホントは聞こえてるんじゃないかと思うけど…でも「本当に本当に聞こえないよ」と言ってくださるので、少しほっとしました。そして、いまさらですが、お近づきの（謝罪のつもりだったけど）チョコレートをお渡ししたらとっても喜んでくださいました。もうここに住んで５ヶ月以上になるのにお互い名前も知らなかったんだ！By the way, My name is …と名乗りあいました。正直、本当に聞こえてないかはやっぱり不明なのですが、怒ってるかな、迷惑がってるかな、と思いながら重い腰を上げたので、彼のフレンドリーな対応に安心しました。この日を境にノスケはあまりひどく泣かなくなりました。（まだ４時間おきはちゃんと守ってくれるけど）一晩通して眠れるのはまだ先なのかな。近い将来だといいな。番外編今夜、どんな反応をするか気になって、多分ちょっとしか出ないけど、母乳を与えてみました。するとちょっと吸っては、「ぶ～っ」を何回も繰り返していました。なんだこのマズイものは、おかしいな、好物だったはずなのに、ボクはこんなものを吸っていたのか、とでも言っているよう。きぃぃぃ～イタイのガマンしてやっていたのに！一抹の寂しさを覚えましたが、ノスケの成長の証。ハハは喜んで受け入れましょう。そのかわり、早く一晩ぐっすり眠っておくれ。

June 16, 2008

お別れの日

とうとうやってきました。こちらでママ友になったＭさん一家の帰国の日。なんと同日引越し荷物の搬出という、かなり慌しい日程。今までたくさんお世話になった恩返しに、少しでも引越し準備のお手伝いができたらと、Ｍ家におもむきました。Ｍ家に到着すると、来てました、引越屋さんのトラック３台。目の当たりにすると、やっぱりホントに帰っちゃうんだなぁ、と、わかっていながら結構ショックを受けました。準備のほどはというと…まだ先ほどまで生活していたわけなので、まだ食洗機が回っていたり、洗濯機が回っていたり、か～な～り大変そう。ただ、航空便・船便という区別さえしておけば、引越屋さんがもう惚れ惚れするような手際のよさでどんどん梱包してくださるので安心。実際、私たちが銀行へ行ったり電話やインターネットの解約の手続きに行っている間に、（私、運転手～！）食洗機から食器を取り出して梱包してくださるほどの機転。サスガです。私の役といえば、Ｍ家のＮちゃんとノスケの見張り役。Ｎちゃんはここのところ、両親が引越し準備で忙しく、あまりかまってもらえなかったので二人にべったり。ノスケは相変わらず猛烈なスピードでハイハイをして、階段もテンポよく上ります。結果、Ｎちゃんを抱っこしてノスケを見張るという、結構な肉体労働になりました。二人とも慣れない状況で疲れたのかな。私の車でほぼ同時に眠ってしまったので、帰宅後ガランとした一室に寝かせました。こんな風に…あまりにかわいいので、手をつながせてみたりして…けがれのないふたりの寝顔を…　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ふう、とっても癒されます。梱包が終了し、なんとカートン数１０８個！確か、私が日本を発ったときは、６０個ぐらいだったような。帰りの引越し荷物は行きの１．５倍にはなるのだとか。納得。４時半頃、荷物は人間より少しだけ先に旅立っていきました。何でも、つい先日ようやく決まった日本のアパート、鍵の受け渡しは帰国の１日後、航空便が届く２週間ぐらいの間はかなり不便な生活になるようです。できるだけ早く着いてね。そして、おうち中の掃除機をかけ終わったときにはすでに５時１５分。その頃にはＭ家の会社の方々も見送りに駆けつけました。残った荷物をスーツケースに詰めて、二人が着替え終了する頃、とうとうお迎えのバスがカナダにしては珍しく、約束の５時半きっかりにやってきました。空港直行バスですので時間に正確なのは当然といえば当然ですが。他にも乗客がいるらしく、別れを惜しむ間もなくあっけなく旅立って行きました。まぁ、ジメジメするよりいいのかも。前日からあまり寝ないで作業していたらしいお二人、疲れただろうね、あと一息。よい旅を…この日記にも何度か話題にしたＭさん。せっかくよいママ友になれたのに、わずか３ヶ月でお別れとなりました。日本の住所は浜松。そんなに遠くないよねぇ。私たちが帰国した際には必ず会いに行くね。お互いの娘・息子の成長を見て楽しもうね。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　元気でね…

May 30, 2008

突然…

カナダで初めてお友達になった日本人のHさんとMさん。ご主人の会社から突然、帰任の辞令が出たようで、５月末には帰国となりました。辞令はGW明けに出され、その間１ヶ月もありません。最初にHさんに声をかけてもらい、お宅にお招きいただき、Mさんにも出会いママ友となり、色々アドバイスをもらったり、楽しいことを探したり、散歩をしたり。思えばどんな情報誌よりインターネットより、確実に私の必要な情報を下さったのがHさんやMさん。情報面だけでなく、精神的にも、困ったら相談できる、という安心感も与えてくださいました。彼女たちは荷造り、家財道具の処分、車の処分などなど、諸手続きに追われる一方、ラストスパートで観光などの予定もいっぱいらしい。だからきっとお別れの感慨にふける余裕はそれほどないとは思いますが、見送る側はジメジメ、寂しい限り。今回、HさんやMさんだけでなく、ご主人の会社の日本人駐在員のほとんどがいっぺんに５月末に帰任となるようです。２０年来、この地で活躍されたその会社の日本人の一度の帰国ということで、こちらの日本人たちにも少なからず衝撃を与えたみたい。日本人が少ないので（とはいえ、私が知る以上にまだまだたくさんいるようですが）世間も狭く、私も会ったことのない方からお電話を頂き、お別れのメッセージとお別れ会に参加することになりました。船便は彼らの出発とほぼ同時、日本に着いても荷物がない生活を強いられるよう。それに、あまりに突然で日本の家を他に貸していて帰る家のない方もいらっしゃるよう。お子さんの学校の都合で父親だけが帰国、母親とお子さんはカナダに残り、卒業を待つ家庭。みなさん、不便な状況は避けられないようです。会社勤めの常、とはいえ大変ですね。異国の地で日本人に出会い、日本にいるときにはそこまで意識できなかった日本人の人情の深さ、温かさを知ることができた気がします。恩返しのために私も誰か困っている人がいたら、何か役に立てたらいいな。HさんもMさんも日本のお住まいは浜松。いつか会いに行こう。

May 15, 2008

JUDYさん宅訪問と、初めてのお留守番

今日、JUDYさんがMさんと私をお宅にご招待くださいました。Mさんに昨日詳しい場所を聞き、地図で説明してもらったのにもかかわらず、抜けている私は肝心の地図を忘れてしまい、なんとなく覚えている位置と、家の番号だけを目当てに付近をウロウロ。最悪、「ごめんなさい、家を間違えました！」と逃げればいいや、と勇気を出して車を降りたら、玄関が開き、笑顔のJUDYさんが迎えてくれました。あ～よかった！私は昨日喜んでいただいたツォップを焼いて持参。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今度は写真を撮っておきました。JUDYさんもご主人も日本のパンがお好きなようで、とっても喜んでくださいました。JUDYさんのご両親は香港出身。英語はもちろん、広東語、中国語、日本語にも堪能です。日本人のご主人とは中国語を学びに中国に留学中に知りあったそうです。その後、JUDYさんも日本に渡り英語教師をしていたらしい。運命だったのね～ラブラブね～ついひやかしてしまった…お互い、香港にも日本にも親戚がいるので、お子さんたちには英語はもちろん、広東語も日本語もしゃべって欲しいということで、おうちの中では３ヶ国語が飛び交うようです。親もお子さんたちも最初はタイヘンでしょうが、きっとオトナになったら人生の選択肢が広がってとっても役立つはず。うらやましい限り。年齢も割と近いので（今日、みんなが年齢をバラしあい、案の定私が一番年上だった…）話は尽きることなく…楽しいひとときはあ～っという間に終わってしまいました。今日もお二人には色々な情報を頂き、お腹も心もマンプク状態。。。ノスケも豊富なおもちゃで楽しい時間を過ごしたよう。Joy Jumper でピョンピョン　　ノスケは慣れるまで緊張の面持ち　　　　　　　　　JUDYさんの下のお子さん余裕の表情歩行器？さすが派手でかわいい！私がノンビリ奥様ライフを楽しんでいる一方…ドラさんは同僚ひとりとともに、今日明日とオハイオ出張。帰宅は土曜日深夜の予定。ロンドン→デトロイトの飛行機がとれなかったため、デトロイトの空港まで車ででかけていきました。朝の４時半出発…お疲れサマです。なので、今夜は初めてノスケと二人きりでお留守番です。外は午後５時頃からずっと雪が降り続き、外の駐車場はすでに真っ白。テレビではオンタリオ州南部からケベック州にかけて、スノーストームのニュースが流れています。しかも、MASSIVE だって！ロンドンも警報地域にどっぷりハマッテます。峠は明日の午後から日曜にかけて。ふむむ。ドラさんたち、明日、無事に帰って来れるのでしょうか。オハイオ－デトロイトの飛行機はとぶのでしょうか。デトロイト－ロンドンの車の運転は大丈夫かな。ちょっと心配な天候です。日曜午前０時からここではサマータイムに切り替わります。確かに日が長くなっているのを感じますが、この天気でサマータイム？夜も更け、ただいま８日の午前１時。ひとりサマータイムについて疑問のツッコミを入れているむなしい私でした。おやすみなさい。

March 7, 2008

自宅にご招待

こちらで知り合った３人の方をうちにご招待してお茶をしました。メンバーは前回社交界デビューでご紹介したＨさん（＋３歳の男の子）、Ｍさん（＋１歳２ヶ月の女の子）と、ヨガでご一緒させて頂いたＪＵＤＹさん（＋７ヶ月の女の子）。私は前日に一生懸命レーズン酵母でレーズンパン、ドライーストでツォップという甘いパンを焼いておきました。前回Hさんのお宅にお邪魔したときに、お二人がレーズン酵母に興味をもたれていたので…そして以前一度頂いて、とてもおいしかったM&M Meat ShopsのTiramisuを購入して、パンがお気に召さない場合のお助けとして用意（パンへの自信の無さが露呈）。みなさん、それぞれチーズケーキ、ロールケーキ、ほうれん草入りのチーズパイのような、キッシュみたいなもの（名前忘れた）を持ち寄ってくださり、お皿に盛ると、デザート盛り合わせ、みたいになっていました。どれもと～ってもおいしかった～（カロリー怖いけど）一応ホスト側ということで、イマイチ機嫌の悪いノスケの相手をしながら、お菓子やお茶やコーヒーなどを準備していたら、おいしそうな食べ物の写真を撮る間もなく、幼稚園や小学校のお迎えの時間で楽しい時間は終わってしまいました。ここロンドンで生まれ育ったJUDYさんはご主人が日本人で、日本語も堪能。現地人の強みで、カナダの子育て情報をたくさん教えてくださいます。そして、私たちのつたない英語に一生懸命耳を傾け、根気よくとても親切に色々お世話をしてくださいます。HさんやMさんはカナダ生活２～３年とあって、私たちのようなカナダビギナーの欲しがる、買い物、食料品、観光、医療、人脈などの情報が豊富です。そして、やはり日本人同士で助け合いのきずなが強くとっても親切です。Hさんと偶然出会ってから、私の情報、生活、人脈が一気に広がり、ひとつひとつの出会いに感謝。いくらネットで何でも探せる世の中とはいえ、人から伝え聞く情報はとても温かく、声のトーンや表情から、ネットの文面や写真からは読み取れないニュアンスまで感じられます。ほんと、私、恵まれてる！ありがたいなぁ。I am blessed !ちなみに…私が気にしていた手作りのパンも好評でした。レシピを聞かれたので、調子にのってコピーを差し上げました。よかった～むふふ。

March 6, 2008

新しい出会い

以前、社交界デビューしたときに、１歳２ヶ月のお子さんのいるＭさんにお誘いいただいたOSOヨガに行って来ました。家から２キロと離れていないところ。まだひとりで遠出のこわい私にはもってこい。なんでも、赤ちゃん連れでやるヨガとのこと。どんなだろう。スタジオに着き、始まりを待っていると、ＭさんやＭさんのお友達の中国系カナダ人のＪＵＤＹさんをはじめ、５、６人の女性がやってきました。皆さん、やっぱり赤ちゃんを連れていますが、ノスケよりかなり小さい。まだ、ホントの赤ちゃんで、寝ているだけ。ノスケ、じっとしている様子なし。本番、大丈夫かしら。そして不安的中。ヨガが始まってもノスケくんは、色々なモノが気になって仕方ありません。私が不慣れなポーズを取っている間も、先生の時計をなめなめしたり、隣の赤ちゃんのおもちゃを触りに行ったり、音楽を流しているステレオをいじりに行ったり。人に迷惑をかけないか、他の赤ちゃんに悪さをしないか、気になって気になって、ヨガの基本、ゆっくりした呼吸なんて、一息もできなかった…それでも何とか楽しめたかな。来週も行く予定。ヨガの後は、ＭさんとＪＵＤＹさんと一緒にランチに行きました。こちらでした、初めてのお友達とのランチ！楽しかった～外は吹雪になっていましたが、このチャンスを逃すものか、と、ＡＳＩＡＮＡというアジア料理のレストランで、楽しく外食＆おしゃべり。寒いので私はカムジャタンという韓国のスープを頂きました。とってもおいしかった。ノスケくんも、赤ちゃんイスに座らせて、ベビーフードを食べました。この日は、私には初めての忙しい日。午後３時頃帰宅して、夕方６時半からどらさんがこちらで知り合ったカナダ人夫婦とベトナム料理のレストランでお食事。外見はお世辞にもキレイな感じはしないのですが、中に入ったら清潔で、改装直後のようで、とてもいい感じ。ノスケくんはチビイスに座り、私たちの背後の席に座った家族連れに愛想を振りまきまくり。外面のいいヤツです。頂いたのは、彼らオススメのパッタイという、米麺で作ったフライドヌードル。とってもおいしかった～～～（ベトナムレストランだけど、タイ料理だわ・・・）デザートに、アボカドシェイクなるものまでいただきました。アボカドでシェイク？って思ってしまいそうですが、これが意外。か～な～りおいしかった。まったりもったりとした口当たり、おそらくバニラアイスも入っているでしょう。高カロリー間違いなし！dangerous drink と名づけました。そして、この若いご夫婦に我ら高齢夫婦はあろうことかご馳走になってしまいました。このカナダ人夫婦はお二人とも日本に３年ほど住んだことがあり、日本政府のもと、学校で英語を教えていたようです。日本語もある程度通じるのでラクチンだった～日本食も大好きで、梅干が好きだったり、納豆が好きだったり。ちょっと珍しいお二人でした。彼らの言葉で、「○○を食べる為に△△に行く」っていうことがある日本がおもしろい、というのが印象的でした。確かに！「お好み焼きを食べに広島に、たこ焼きを食べに大阪に」って感覚、カナダにはないない！楽しい時間はあっという間に過ぎ、家に帰ってもこの日の出来事をどらさんとずっと話していました。今度はお二人をお招きして、どこかへ食事に行こう、和食パーティをしよう、楽しい妄想で夜も更けていきました。新しい出会いはワクワクするなぁ。今日は、３人のカナダ人と知り合え、子育てのこと、カナダのことがたくさん聞けた、とってもいい日でした。この日このときこの場所でこの人に出会えたというものすごい偶然に感謝し、自分の為、相手の為に、今後も楽しく思いやりあって、気持ち豊かに時間を過ごしていきたいなぁ、なんて、しみじみ思ってしまいました。そういや、こちらにきて、これでちょうど２ヶ月。外も少しずつではあるけれど、暖かくなってきて、時折春の気配。私のひきこもり生活も終わりつつあります。家族３人、この地にあたたかくむかえられ、風邪もひかずに２ヶ月過ごせて、感謝感謝！ありがたいなぁ。。。

February 29, 2008

社交界デビュー

今日は私にとっても、ノスケっちにとっても、記念すべき、カナダでの社交界デビューの日となりました。以前、ショッピングモールで声を掛けてくださった、日本人のＨさんが、ご自宅にご招待してくださったのです。もうひとり、日本人のＭさんも一緒にご招待されていて、カナダ事情、子育て、日本食材、おいしいレストラン、美容院などなど、色々な情報をＧＥＴできてとても充実した時間でした。Ｈさんは９歳、７歳、３歳の男の子三人のママ。Ｍさんは１歳２ヶ月の女の子のママ。歳も近く（と私は思っている）、お二人ともとても明るく気さくです。日本の某自動車会社で働くご主人の転勤でカナダにいらっしゃるようです。おしゃべりもはずんで、気づいたらもう夕方になっていました。ノスケも、Ｈさん宅の豊富なおもちゃに目を輝かせ、同じお年頃の色白でとってもかわいらしい１歳２ヶ月のＮちゃんとも（それとなく）コミュニケーションをはかり、とても楽しそうでした。　　無理やり乗せてみた。イッチョマエに信号待ちをして窓から外をのぞいているような表情。はっ！ゆ、指を！！！将来、女の子からモテるタイプになれそうにないのぉ・・・それでも、なんとなく一緒に遊ぶような雰囲気。１月生まれのＮちゃんと、４月生まれのノスケ。たった三ヶ月の差だけれど、体の大きさもやることも差が歴然。つまり、これから三ヶ月で、また大きく成長するのかなぁ。しみじみ。Ｎちゃんは５，６歩自力で歩けていただけらしいのですが、この日突然、３０歩以上もスタスタ歩くようになり、彼女のママはびっくり！ノスケもＮちゃんたちから刺激を受けたのか、家に帰ってもほにゃほにゃ何やらさかんに宇宙語を話しておりました。やっぱり、子供同士の影響力は計り知れないのね。はぁぁ。充実したよい日だった～楽しかったね、ノスケくん。来週は、子供と一緒にやるヨガにお誘いをいただきました！張り切って行って来ます！（鼻息荒く！！！）

February 22, 2008