ほぼ週刊☆東雲色Surf舟便

　長かったぁ…。振り返れば、前回の出撃は２月の２０日。その後は、家の諸用やら生業の年度変わりやらに翻弄され、気がつくと４月も半ばに差掛ろうとしている。この間、当然の事ながら、腹に据えかねる案件も多発、チンピラ親父は青息吐息で波道場に辿り着いた。
　浜に着くと、いつもの週末Local諸兄様方がBACKに名物”怒DAMPER”を散りばめつつ迎えて頂いた。『着いたなぁ…。』潮風と気の置けない諸兄様方、一気に毛羽立ち強張っていた心が軟らかくなっていくのがわかった。
　波Sizeは腹～胸肩、時々肩・頭SizeがOUTで崩れるといった状況。当然岸際には、腹上Sizeの”DAMPER-GATE”が出現しており、容易にGETTING-OUTを許してくれそうにない。そんな様子をチラ見しつつ、毎度の如く、屈託の無い会話を交わしながら準備にかかる。本日集ったのは、荒天に阻まれ２週連続のNO-SURFに痺れを切らし気味のDandy-H隊長、DAMPER周遊券を持つ天狼☆氏、そして燻し銀RideのボンバーＭ田氏だ。この面子に『１月半ぶりの出撃がこれぇ？ちとキツイ感じぢゃなぁぃ？でもまぁ無理せずINSIDE-Rideでもイイよなぁ今日は♪なんつってぇ。』と、ともかく久々の出撃が嬉しくてしょうがないチンピラ親父を加え、本日の出撃、へルメット４也。

【　我等がDAMPER-AttackerのDandy-H隊長　】
※出撃画像、ありがとうございました！m(__)m


【　DAMPER周遊券を持つ男、天狼☆氏　】


【　テクも度胸も燻し銀！ボンバーＭ田氏　】


　腹上SizeのDAMPER-GATEってのは微妙な代物だ。浜から見下ろしている時は『ちょこっと大きいかなぁ♪』くらいにしか見えないのだが、実際漕ぎ出し、間近に迫って見ると『げっ？！マジ？！』ってな印象に変わる。こんな時は、ビビる心に『根性ぉ！根性ぉ！』と呪文の如く呟きながらパドリングをするのだ。すると不思議な事に、あれほど強固に閉ざされたGATEがスーっと開いてOUTへ出られる。”根性”の前に浜の名前を入れると、更に効果は上がるように感じる。
　これはBAY-FMのOceanTribeでDJ-tsuyoshi氏が言っていた「おれがガキの頃は、パドリングの時に新島根性！新島根性！って言いながらデカイ波に向かって行ったんだ。」という発言にあやかって行なっているのだが、実に不思議な効果ある。
　そんな感じで何とか沖に出てみると、これまた結構な頭前後のSizeが割れたり割れなかったりで入ってくる。とりあえず、自分の扱えるSizeに的を絞り数本Ride。辛うじて１本、納得のRideができたので潮時と思い、上がる事にした。まぁこの間お約束のように１本、外房洗濯機を味わい、波道場を実感した事は、いうまでも無い。波乗りは、場数なのだ…。（苦笑）

※今回も、同行いただいた諸兄様方と、海神様に、感謝！感謝！の出撃となった。皆様、ありがとうございました。また宜しく、ご指導方、お願い致します。