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Sep 21, 2010
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【トップリーグ第3節】
 NEC 25-20 サントリー

 史上初、北海道でのトップリーグ開催となったこの試合はNECに軍配です。両チームともいいトライがありましたが、ラグビーの明確さが勝敗を分けたと思います。

 サントリーは、今が一つ目の踏ん張りどころかな、と思います。こういう時期が一年を通じて必ずあるものです。特に新しいことに取り組もうとしているわけですから。「やってきたことがうまくいかない」、こんなときにチーム(選手)がどこに立ち返れるか。

 これは首脳陣がどこまで我慢できるか、ということもあると思いますが、形や理念を変えて成功する例は非常に少ない。それでうまくいったとしても、新たな壁にぶつかったときに、また、変えることになってしまいます。堂々巡りをして、シーズン終盤に元いた場所へ戻ってきてしまう・・・。

 これは僕も何度も経験したことです。それであれば、立ち返り、貫いた方が相手としては怖い。貫けばそこに技術と魂が蓄積されます。それが、チームへのロイヤルティにつながるのではないでしょうか。

 僕であれば、まず外国人選手を固定します。特にハーフ団は固定したいです。あとは沢山優位性のあるチームですから、強みを整理して、それを活かす組み合わせをぶつけていくかなと思います。やっぱりあのタレントが一次からゲインを切って、どんどん乗っかってくるのは怖いですよ。

 NECは、とにかく「やることが明確」でした。カウンターからどこにボールが運ばれるのか、どのテンポでゲームを運ぶのか。トレーニング、準備、試合、フィードバックというところが一気通貫で組み立てられているのではないでしょうか。

 特に今年はニリ・ラトゥというリアルリーダーがいますから、困ったときのブレが少ない。プレー的にも、彼がミッドフィールドにいるだけで攻守とも相手にプレッシャーを与えています。世代交代もここにきて円滑に進んでいる印象です。激しさやディフェンスのこだわりなど、いい文化が若い選手にも継承されているのではないでしょうか。

 「そこにいる人間」のプレーのクオリティが非常に高い。だいたいNECはスロースターターで年をまたぐと急に強くなるのですが(笑)、この時期にこういったパフォーマンスに仕上がっています。シーズンが終わる頃、どんなラグビーを披露してくれているでしょう。





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Last updated  Sep 22, 2010 12:01:51 AM
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