ついに引退
The Welshman’s biggest asset was tremendous pace and to be fair to him he scored some fantastic goals, as well as endless unselfish running on and off the ball.ベルこと、クレイグ・ベラミーの引退が発表されました。おじいさま時代からのファンの多くが「プレーしてるベラミーは好き、ピッチを降りたアイツは嫌い」だと思うんですが、管理人もそのクチ。こつめちゃん第一期は当時のプレミアリーグで最も被カードが少ないチームだったウチが、某有名掲示板等で揶揄されるような危ないチームになっちゃったのはなぜかというと、ベルがいたからだと思うんですね。もちろんおバカちゃんとかカール・コートとか最近もキャロりんとか、バカ、不良、その両方はいたんですけど、なんつーか、ベルの存在感が強烈で、ウチのDQNイメージはそこから始まった気がする。あの生意気そうな顔、韋駄天走り、意外にチーキーなゴール……点取れば取るほどどんどん憎たらしくなっていくんですよ、ウチの子なのに。ウチに来た当初から、態度もエラソーだし、感じ悪いし、「こいつ気に入らねー」と思ってたのですが、おバカちゃんとふたりの「IQ20走り」を見て鳥肌立ちました。「うわわわ、これか! おじいさまがやりたいのは!!」と大納得。超高速カウンターアタックですよ!!! 70年代のウチでいう、テリー・ヒビットからのピンポイントクロスにスーパーマックが走り込んでゴール!!! この時代カウンターアタックつーのはウチの名物。おじいさまは攻撃のオプションのひとつにこれを加えたかったのだなーと。おバカちゃんと同じスピードを持つFWということでベルを選んだんだー、と納得しました。おじいさま時代の、特に試合終盤のカウンターアタックは見ごたえありましたよねえ。ヘタすると、神仏→生き神様→おバカちゃん→ベル、ゴール!異様に効率いい。おじいさま時代のウチ、何が凄いって、カウンターとセットプレーで異様に点取ってる、しかも見ても面白いってこと。セットプレー要員がロラン・ロベールでカウンター要員がベル。おじいさま、見る目もあったと思います。このふたりで、ウチの攻撃オプション倍増しましたからね。セットプレーとロベールの話はまた次の機会に。ベルがウチで一時代を築いたのは確かなことだし、好きであろうと、好きでなかろうと、ウチの人たちがベルのことを忘れることはありません。ベルは永遠の「ニューカッスルの鬼っ子」。いずれ、ヘンな顔の写真がSt.James駅の選手コーナーに飾られることでしょう。