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カテゴリ:70-80年代
どちらかというと私にとっての黒歴史(といったら言い過ぎか)みたいな、ちょっと苦い思い出のようなこと。 はじめて私が、アイドルで一生懸命になったのがこの能瀬慶子だったと思います。 その前の「花の中三トリオ」あたりからスター誕生とか見てて知っていましたが、まだまだその頃は私も幼くて行動力はなかったのです。 能瀬慶子は1978年、第3回「ホリプロタレントスカウトキャラバン」で優勝し、1979年、「アテンションプリーズ」でデビューします。 この「アテンションプリーズ」、喜多条忠作詞、浜田省吾作曲、船山基紀編曲という強力メンバー。浜田省吾はホリプロつながりで楽曲を提供したものと思われますが、あのハマショーがアイドルポップスを作曲してたのか、といまさらながら少々驚いたりして。 で、肝心の歌なんですが・・・ タレントスカウトキャラバンはルックスで選んだのねと思わざるを得ないようなデキで、歌のレッスンもしたんだろうけれども間に合わなかったというか、プロとしてはいかがなものかというレベル。 当時ずいぶんいじられていたように思うのですが、そこは私も若気の至りでレコードを買ったり野外ステージイベントに行ったりしたのでした。 友人にファンだというと奇異の目で見られて「なんで」と思っていましたが、今から思うと友人の方が冷静でした。 シングル4枚、アルバムは1枚だけ、それでも最後のほうでは少しは歌もましになったかなあという状態で引退してしまいました。 某動画サイトを見ると、なんと彼女の姿が(驚) 当時にビデオを持っていて、しかも彼女の姿を録画していた人がいたなんて・・・ 勇気がなくてまだ見ていません・・・ アイドル営業の定番というべき野外イベント。奈良県はあやめ池遊園地の野外ステージまで行っておりました。 京都から近鉄電車であやめ池までわざわざ出かけたのですねえ。たぶん1979年の秋ではないでしょうか。 この日の出演は3人。いずれもホリプロタレントスカウトキャラバンの出身。荒木由美子は第1回の審査員特別賞、高田橋久子は第2回の審査員特別賞、そして能瀬慶子は第3回のグランプリです。 こちらは高田橋久子。すごくフツーの服装のよう。残念ながらあまり売れませんでしたねえ。この3人の中では一番売れたのが荒木由美子ではないでしょうか。 荒木由美子はのちにバレーボールのドラマでブレイクしましたね。残念ながら写真を撮っていませんでした。 ちなみにこのあやめ池、あなどれません。この5年後、デビュー2年目の中森明菜がここでミニコンサートをやっております。見に行けばよかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年11月27日 23時32分21秒
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