ぶるどっぐロンディ＆にゃんこの部屋

​​​​​​​​​​​​​​​​上皇后さまが心臓の検査！BNP値って？
どんな時どうやって調べるの？
https://omochituki.com/archives/3376

上皇后さまが心臓の検査を受けられることがわかりました。
定期検診で高かったBNP値って何でしょう。
どんな治療が必要なのでしょうか。
上皇后さまの心臓検査のきっかけになったBNP値とは何か
どんな検査を受けられるのか。
どんな治療が可能なのかなどを調べました。

​上皇后さまの現在は？​

2019年5月17日、宮内庁がご退位後の上皇陛下・上皇后陛下の
お暮らしを明らかにしました。

お忙しい譲位の儀礼が続いた両陛下は・
今上陛下の即位後朝見の儀や一般参賀等はテレビ中継でご覧に
なったそうです。

日課のお散歩もお続けだそうです。

規則正しい生活を送っていらっしゃいます。

仙洞仮御所へのお引っ越しに向けて・身近なものを片付ける
などなさっているということです。

6月6日には、大正天皇山陵（武蔵陵墓地）親謁の儀に臨まれました。

​上皇后さまが検査を受けられるって？​

2019年6月7日宮内庁から・上皇后さまが近く宮内庁病院で心臓の
検査を受けられることが発表されました。

2019年になってから朝のご散策の折など・息切れなさる症状が
おありだったそうです。

​上皇后さまは2015年に胸の痛みを訴えられ東大病院で
「心筋虚血」と診断されています。​

その後・経過を観察しながらご公務にあたってこられたそうです。

2019年6月に入ってすぐに受けられた定期検診を受けられ
BNP値という検査の結果が良くなかったということです。

しかし上皇さまご夫妻は・6月9日の豊島岡墓地の桂宮さまの
墓所参拝や11日からの京都府訪問の予定は変更なさらないそうです。

​BNP値って何？​

BNP（脳性ナトリウム利尿ペプチド）というのは心臓（おもに心室）
から分泌されるホルモンだそうです。

利尿作用や血管拡張作用、交感神経抑制などの作用があります。

心筋を保護する働きをします。

心臓に負荷がが掛かったり・心筋の肥大が起こると増加するそうです。

従来は心不全の病態把握のために検査されていたそうです。

2007年6月から心不全の診断にも使用する事が保険で認められました。

BNP値は・自覚症状が出る以前から血中濃度が上昇する事が証明
されているそうです。

心機能低下の早期発見にも有用だそうです。

BNP値ってどうやって調べるの？

BNP値は血液検査で調べることができます。

ただ・一般の健康診断などでは行われないようです。

何らかの症状があったり・心電図などで異常があった時に改めて
検査されるそうです。

一般の検診で調べてもらえると安心なのですが…。

BNP値が高いと心臓の元気がなくなっている・つまり「心不全」
という状況になるそうです。

​心不全って何？​

「心不全」というのは、病名ではないそうです。

心臓が衰えた状態をあらわす、症候名です。

心臓の機能が低下する為・全身に十分な酸素が遅れず・全身の
血流が滞るために起こるさまざまな症状のことです。

心不全の原因になるのはさまざまな疾患です。
◎心筋梗塞
◎心臓弁膜症
◎高血圧による心肥大
◎不整脈
◎心筋症
◎肺高血圧症

さらに・糖尿病や睡眠時無呼吸症候群等も危険因子になるそうです。

また・加齢や過労・ストレス等も危険因子です。

上皇后さまにはあり得ませんが・生活習慣や肥満・飲酒・喫煙等
もよくないそうです。

また心不全には慢性と急性があり急性の場合には
突然死の原因にもなります。

なかなか自覚症状が出ないのですが、
◎息切れがする
◎疲れやすくなる
◎手足が冷たくなる
◎血色が悪くなる
◎臓器に水分がたまる
◎立っていると足の甲やすねがむくむ
◎心臓肥大
◎腹部膨満感
◎むくみによる体重増
◎頻尿

これらの症状から気づくことが多いようです。

上皇后さまも息切れが多くなられた事と・以前に心臓を悪くされた
事から定期検診でBNP値をチェックしていらしたのでしょうね。

どうやって検査するの？

心臓の検査はいろいろあります。

一般の定期検診でも、行われるのが二つ。
◎心電図検査
◎胸部レントゲン検査

その他、
◎BNP値検査（血液検査）
◎心臓超音波検査（心エコー）
◎心臓カテーテル検査

がありますが・今回改めて検査なさるという事はカテーテル検査
などを受けられるのでしょうか。

​◎BNP値を下げるためには？​

心不全は疾患にかかわらず、急に悪化することがあります。

それをさける為には当然と言えば当然ですが次の様な注意が大切です。
◎軽い運動をすること
◎過労を避けること
◎風邪・気管支炎などに注意すること
◎塩分の摂取を少なくすること
◎適正体重を維持すること
◎過度の飲酒を控えること
◎禁煙

当たり前と言えば当たり前のことばかりですが…。

上皇后さまは84歳とご高齢になられます。

その上・激務を重ねて来られたのですから。

検査の結果・投薬などで症状を抑える事もできるそうです。

​
上皇后さまの今後とご健康 まとめ
◎上皇后さまは息切れなどの症状を自覚していらっしゃる。
◎上皇后さまはBNP値が高かったため、検査をされる。
◎BNP値は、心不全（心臓の異常）の発見に役立つ。
◎BNP値はさまざまな原因で上がる。
◎BNP値を上げないような生活習慣が望ましい。​

とはいえ、加齢やストレスは避けられないものです。

働き方改革といいますが高齢まで働く事が称賛される社会には
危険があると筆者は思います。

上皇后陛下のお健やかな毎日を心からお祈り申し上げます。

-------------------------------

​​ながい間のお疲れも原因の一つでしょうね。
お大事に。と祈ります。私も心臓病患者ですから。

1995 平成7年5月16日(火)のできごと
その日・私はS病院に夫の心電図の予約を取りにいかねば
ならなかった。途中に主治医の医院があり紹介状を貰い
S病院に向かった。主治医の場所からS病院は約800ｍ。​​

循環器のN先生にお目にかかり夫の予約を入れて頂き
帰宅しようと病院の玄関まで下りた時に強烈な頭痛。

普段・頭痛など感じた事が無い私・？っと思いながら
主治医から処方されていた薬の中にポンタールがあり・
一粒そのカプセルを飲み込んだ。
（アレルギー体質の私は常に処方薬一式をバッグに入れてる）

そのまま駐車場に向かい・主治医の所に報告に・・
途中で頭痛は酷くなる一方で主治医の待つ医院に到着
した時は頭痛に加え胸も背中も強烈な痛み・医院玄関で倒れた。

主治医は聴診器を当て脈をとりながら救急車の手配。
S病院と主治医の間　800ｍの中間に救急車の待機所。
ラッキーだった。即　S病院へ。ピストン輸送。

​「急患だから！」と付き添って下さった主治医が叫ぶ・​
脈は40まで落ちた・その時・主治医に向かって私は
「先生を頼りにしている多くの患者さんがいらっしゃるから
私の事は大丈夫だから・・」・・途端にお叱りを受けました。

​「今は　そんな余分な事　心配するんじゃ無い！」
そこで気を失いかけ　白い世界にふぁ～ん・と上がって
行った様な感覚に捕らわれた。​

静かで優しい風がふわ～ん　と吹き　甘い香りも・・
その時・主治医が大声で叫び・私の手首を掴んだ。
私はその主治医の声で「白い世界」から戻る事が出来た。

​
「狭心症の発作ですね・心不全一歩手前」​とN先生。​
「この人・先ほどご主人の心電図の予約に来た方ですよね？
普通は本人（夫）が来るべきなのに・不思議だった・・」と。
点滴処置を受けながら即・入院・10日間の安静を命じられた。
主治医に「先生　御免・医院前にジャガー置きっぱなし・・」
​「大丈夫！なんも心配するな！」と又・叱られたっけ。​​

10日間・病院大好きの私には有難い10日間になる筈だった。
​しかし7日目に​「そうやって寝てるだけなら退院しろ」​と夫。​

あの時は流石にムカっとしました・嫌な顔を見たくないので
N先生に「絶対安静しますから」と翌日　退院した。
家に女房が居ない・と言う現実を真正面から受け止める事
すら出来ない夫に「何だかな～・・」と思いつつ・・

昔から「病は気から」というのが私の信条。なので自分の
身体に「裏切られた感」が強かった。

1か月後　悔しくて原因は何か？探る為に検査入院した。
検査と言っても心臓の検査は様々で　その中の一番辛い
痛い検査を私は希望。確実な原因が判れば安心だから。

今は　どうか知らないけど・当時は検査室といえどまるで
大きなオペ室と同じ位の広さ。上のガラス越しに見学者8名。
壁いっぱいにモニター画面が10個くらい並んでた。

​検査台の左側に20センチ位出っ張ったカーブが気になり
「これは何ですか？」と尋ねたら「この検査は痛いから
痛みを我慢する時に掴まるスペースですよ・あなたも
辛かったら　そこを掴んでね」と・・ほっほ～・・​

右足の付け根の動脈から心臓までカテーテルの管が進み
心不全を起こしていない状態の画像を造影剤入れて撮影・
別に特別痛いと叫ぶほどの痛みでは無かった・が・次に
同じカテーテルの中にオキシトシン？か薬剤は忘れたけど
薬で心不全をワザと起こさせた。
私の顔は昔の土蔵の壁土色まで変化したらしい。
うぐ！っとなった。激痛・・・
（発作中だから当たり前）でも一言も言わない。

​その時に脇で検査中の医師達が「は～い・今　発作中～
この患者　このままだと　あと2分で死亡～」と言ってる。
部分麻酔だから全部　聞こえる。

「冗談じゃない・画像撮ったら早く戻して～」と心の中で
念じた途端・身体が検査台の上で10センチほどバウンド
したかと思う位の衝撃で（多分ニトロ投与）私の顔色は徐々に
人間らしい色に戻っていった・と後から「見学していた人達」
から​聞いた。
彼ら曰く「土色の顔・見てる方が怖かった」だって！あはは！​​

​​
「画像・シッカリ撮れたから今からカテーテル抜くね～」
「へいへいほ～」・・みたいにするすると管は抜かれ・
途端に20センチ四方位の粘土の塊みたいな物が黒いテープに
グルグル巻きにされたのが動脈の入り口あたりにベタン！と
乗せられ若い医師が体重をガっとかけて抑え込み1本！とられた？
私の身体も其の塊と一緒にテープでぐるぐる巻きにされた。
荷物　いっちょ上がり～の状態・・​​

​​「もしもし？これ何してるの？ヤマトの宅急便みたい」と
笑ったら「コンナ辛い検査受けた後で　よく笑ってそんな冗談が
言えますね！」​​と吃驚した顔で言われた。​​​​

​​​​「だってデータは撮れたんでしょ？ならばもうOKでしょ？」

「違う違う・これ　動脈だから！今シッカリ止血しないと
血液が天井まで飛ぶんだから！あと20分止血！」「へ～・・」​​​​

検査時間はどれ位だったのか忘れたけれど約4－50分？
ところが人間の身体は不思議なものでお弁当箱みたいな
粘土の塊の物を身体に付けられたまま一晩。
たった一日・お弁当箱　みたいな物　と一緒に一晩
過ごしたら翌日から右足がまっすぐ前を向かない。

へ？何故　右足は右側に斜めにしか開かないの？
僅か4－50分の検査で？不思議でした。

ソンナ検査を受け3日後に車椅子で検査データを見た。

​​医師達は
「気分が悪くなる人も中には居るけど・見ますか？」
「当然・私の心臓がどういう状態なのか知る必要がある」​​

車椅子は息子が押してくれた。どの血管が詰まるのかが判明。
即　処方薬が決まった。6種類です。

左から3種類は血管拡張剤・安定剤とメニエル予防・＆胃薬

​​実は・倒れた1か月後に私はサンデイエゴに出発予定だった。
検査前にホテルもユナイテッドも皆　キャンセル。
家に帰ったら旅行鞄だけがポツン・・
「あ～　母さん・日本で倒れて未だ良かった」​​・・と息子。​​​​

​​​​「先生・私　この病気で二度と海外旅行は駄目？」と主治医
に尋ねたら「行っても良いよ・但し薬だけは持参の事」
「イザとなった時はニトロがある。サハラ砂漠でも北極でも
薬さえ忘れずに飲んでいれば大丈夫だぞ～」​​​​​​と。ホッ！​​​​​​
　あのあと10回以上も渡米したのです。えへへ・・

イザという時の処方薬
左：ニトロ錠剤（舌下錠）　パリレータテープ（心臓貼り薬）
​​右：気管支拡張剤張り薬　ツロブテロールテープ＆気管支拡張剤　錠剤​​​​

あのあと2か月間位　変な歩き方をしてたのを覚えている。
あの時から今迄とこの先・何年かは「おまけの人生」だと
思う事にしている。

最近　心臓が苦しくて目覚めたり　熱中症まがいの症状で
ふと目覚めたりもする。

まぁ　「おまけの人生」だから　その時までなるべく
無理しない様に頑張るべ・・

​​​今日・姉からの電話で「雨どいが・・」何たらと。​
「了解～・業者さん手配するから心配ないよ。安心して」​​

と　心臓の事は何も話しませんでした。
言ったところで姉が心配するだけ・・
あれから既に24年も生きてる‥不思議ね。

皆さん　今　主治医はお持ちですか？
処方薬を服用している方はチャント飲んだか確認しましょうね。

私は時々　飲み忘れるので（笑）最近は息切れもするし・・

仕方なく毎日飲んだ薬のカラを小皿に入れて夜　眠る前に
確認してからポイ・しています。

​​あ・お薬は頂く時にどういう効能で何の症状を抑えるかお尋ねしてね！

＊20年以上愛用のピルケース　5日分　朝・昼・夜のお薬
＊外出時は可愛い七宝焼きのピルケース等を使います。

​​でも睡眠剤だけは服用後　テーブルの上に残して置く。

先日・寝る前の睡眠導入剤２錠・飲んだっけ？
あれ？カラが無い・・・じゃあ・と２錠飲んだ。ら・・！
お皿の向こう側に２錠分のカラが見えない所に隠れてた。
4錠も？ありゃま！流石に12時間・爆睡致しました。

心臓病患者の皆様に主治医から教わった「対処法」を
お伝えしておきますね。

背中から胸にギリギリっと来る痛み・これを一時的に治す方法
大きめのコップ（なきゃ丼でも良い）氷水作って一気に飲む！
これは急に食堂を冷たい水が通る事で心臓が「我に返る」？
のか　どうかは判りませんが痛みが楽になります。
それでも痛みが続く時は左手を手のひらを上にして右手の
親指を手首と肘の間に・たの４本の指は左手の下に。
その状態でグ～っと２秒押してパッと離す・これを2‐3回。

​是で痛みが消えなければ即　病院へ行きましょう！
私の経験から言えば救急車は時間が掛かりすぎ・タクシーで
携帯から「緊急外来」に連絡・病状を説明　到着と同時に
ワカル先生が待機・と言うのが理想的です。​

何よりも主治医を持つこと・検査は必要となったら即
受けましょう。その内に・なんて伸ばしちゃダメです。
病気に負けるなんて絶対に思わない事・これが大事です。
落ち着いて対処しましょう。

​​そういう意味ではやはり「病は気から」と言えるのかもね！