【有本香の以読制毒】日本は「香港の自由支持」を決議せよ!
弾圧繰り返す中国、次は台湾…最後は沖縄か
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/190613/pol1906130006-n1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsTop香港が大変な事態になっている。
9日来、香港で拘束した「容疑者」の中国本土への移送を可能に
する「逃亡犯条例」改正案に反対する市民のデモが大規模化。
一時は100万人超に達したと伝えられていたが12日ついに
警察がデモ隊に催涙ガス弾と暴徒鎮圧用のビーンバッグ弾を
撃ち込んだのだ。
香港政府によると13日朝の段階で負傷者は79人に上り うち2人が
重傷という。警官による暴行の様子も動画などで発信されている。
今後の事態の変化については予断を許さない。
5年前の秋、普通選挙を求めて学生たちが起こした「雨傘革命」の
際に10代のリーダーたちを数年前から指導し運動へと導いていた
1人と筆者は知己を得た。
この友人は今回、筆者とのチャットのなかで「最後の戦い」と
いう言葉を繰り返した。私と変わらない年齢の彼はこうも言った。
「自分たち世代は自由を謳歌(おうか)した。だからいま
若い世代、子供たちのために、香港を、自由を守り抜かなければ
ならない。そのためにすべてを賭けて闘う」
彼や私が若かったころ香港は世界で最も魅力的な街の1つだった。
ちょうど30年前の1989年は、日本では平成が始まった年だったが
この年に私たちは、テレビ画面に映し出された北京・天安門広場
での光景に震撼(しんかん)したものだ
しかし30年後 21世紀となり、たまさか日本で「令和」という
新しい時代が始まったいまとなってよもや、あの自由で
愉しかった街、香港で、同じ権力による弾圧の光景を見る
ことになるとは思わなかった。
とはいっても、中国共産党政権はこの30年間、広い国土の
あちらこちらで同じことを繰り返してきたのだ。
天安門事件の起きた同じ年の3月には、チベットのラサで、
チベット人のデモを暴力的に弾圧。
このデモは、さらに30年前の同じ「9」の付く年、59年に
起きた「ラサ蜂起」(=ダライ・ラマ14世の
インド亡命のきっかけとなった事件)のメモリアルであった。
その後、97年2月には、新疆ウイグル自治区のグルジャで
ウイグル人のデモを弾圧した。2008年には、またもや
チベット・ラサでデモを弾圧し、その翌年7月には、ウルムチ
で、1万人超のウイグル人を一夜で“消した”といわれる。
10年前、ラサやウルムチで流血の弾圧が起きたときでさえ
私たちは香港でのこういう事態は想像し得なかった。
だが残念ながら、それはただの希望的楽観だったといま
証明されつつある。
香港の次は台湾、その次は日本の沖縄だという予測があるが
日本の一部メディアは今後もこれを「右翼の妄想」と嘲笑い
続けるのか。
香港でのこの事件は来年1月の台湾の総統選挙にも影響する
に違いないが、わが国がいますべきことは2点ある。
まず、G20(20カ国・地域)首脳会合で訪日する中国の
習近平国家主席に「香港の自由の保障」を求め 日本政府
が予定している本年中の再来日を見直すことだ。
もう1点、わが国の国会はただちに
「香港市民の自由を求める声を尊重することを求める声明」
を決議すべきだ。
この2点もおぼつかないような政府や国会なら
「今日の香港は明日の我々」となる可能性濃厚であろう。
有本香(ありもと・かおり)
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習近平氏“失脚”危機!?
香港流血デモ、負傷者70人超…
中国共産党は“内紛”状態 専門家「G20前にヤマ場」
香港で、学生らと警官隊が激しく衝突した。
中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案
の撤回を求め、立法会(議会)を包囲していた学生らに対し、
警官隊が12日、多数の催涙弾やゴム弾などを撃ち込んだのだ。
負傷者は79人に上ったという。
30年前の「天安門事件」の悪夢は繰り返されるのか。
香港は13日朝も緊迫している。
「自由」と「法の支配」を守ろうとする学生らの抗議運動に対し
中国共産党幹部が香港入りしたとの報道もある。
米国務省は、学生らの行動に理解を示した。
今後の展開次第では、
習近平国家主席の政権基盤が揺らぐ可能性
もありそうだ。
「学生らの自発的行動(デモ)は『雨傘革命』以上だ」
「香港の良さ(=自由や権利の保障、公平な裁判等)を
破壊しているのは、今の香港政府と中国共産党政権だ」
香港の民主化を求めた2014年の「雨傘革命」で学生団体幹部
だった周庭(アグネス・チョウ)氏(22)は12日、東京・
神田駿河台の明治大学での講演で、こう語った。
その内容は後述するとして、香港の現状は深刻だ。
「逃亡犯条例」改正案の成立を阻止するため、
立法会周辺の道路を占拠していた学生らに対し12日午後、
盾や警棒などを持った警官隊が出動し、催涙弾やゴム弾を
発射した。頭から血を流して倒れ込む学生。
SNSでは、無抵抗の学生らに襲いかかる警官隊の動画
も拡散されている。
催涙弾の発射は「雨傘革命」以来で、市民や民主派らが強く
反発するのは確実だ。緊張が高まっており さらなる衝突が
起きる懸念も強まっている。
改正案は当初、立法会で20日にも採決される予定だったが
今回の衝突を受けて、不透明な状況になった。
中国共産党政権が支持する香港政府トップ、林鄭月娥
(キャリー・ラム)行政長官は12日、地元テレビ局の
インタビューで改正案を撤回しない方針を改めて表明した。
同日夜には声明を発表しデモについて
「公然と暴動を起こした」と非難し催涙弾の発射などを
正当化した。
これに対し、国際社会の見方は違う。
米国務省のモーガン・オルタガス報道官は12日の記者会見で
「根源的な権利をめぐって中国の支配下に入りたくないから
抗議している」といい、若者らの行動に理解を示した。
香港政府に対しては表現や集会の自由を守るよう求めた。
EU(欧州連合)の欧州対外活動庁(外務省に相当)の
報道官も同日、多くの負傷者が出たことを受けて、
「平和的で自由に集まり意見を表現する権利は尊重され
なければならない」
「香港市民の多くの懸念を共有する」とする声明を発表した。
香港は1997年に中国へ返還された後も「一国二制度」に
基づく「高度な自治」を約束されてきた。
ところが共産党独裁の習政権による強権支配が強まっており
「自由」や「司法の独立」が奪い取られようとしている。
前出の周氏は明治大学での講演で「中国は法治国家でもなく
人権の保証もない」と訴え、続けた。
「香港は法治社会だったが(『逃亡犯条例』改正案の可決で)
身の安全すら保障されなくなる可能性がある。
国際金融都市としての『特別な地位』もなくなる
社会や経済にも悪影響を及ぼす」「香港に来る外国の観光客
や記者が逮捕されて中国本土に引き渡される可能性がある。
日本にも無関係でない法案だが日本政府は意見を言っていない。
日本の政府や政治家も改正案に(反対の)意思をはっきり
示してほしい」
共産党独裁国家にのみ込まれる危機に直面した切実な訴え
というしかない。
中国事情に詳しいノンフィクション作家の河添恵子氏は
「学生たちは香港にあったはずの『人権・自由・民主』が
なくなってきていることを実感している。
ここ数年(共産党に批判的な)出版社店主などが次々と
拘束されている。香港が監視社会になってきている」と語る。
習氏は今月末、大阪市で開かれるG20(20カ国・地域)
首脳会合に出席するため来日する予定だが激化するデモの
展開次第で、どうなるか。
河添氏は「現在、中国共産党は内紛状態にある。
習氏がデモ制圧のために軍を動かす判断をしなくても
反習派によって動く軍はたくさんある。
万が一、軍が動いて大きな被害が出れば、国際社会は
習政権を厳しく批判することになる。そのなかで
習政権の責任論が浮上する可能性もある。
国内でクーデターが起こる可能性もある。
G20前にヤマ場が来るのではないか」と分析している。
ーーーーーーーーーーZAKZAKより
香港は英国統治からシナ統治になった時「50年は1国2制度」
という決まりごとがあった。
香港返還:香港の「高度の自治」を明記した1984年の「中英共同宣言」に
ついて、1997年の返還から50年間適用されるとされていたが、
2014年11月に駐英中国大使館が「今は無効だ」との見解を英国側に
伝えていたことが明らかとなった。
これに先立って・中国当局は英下院外交委員会議員団による宣言の
履行状況の現地調査を「内政干渉」として香港入り自体を拒否していた。
(ウキペディア)
今回のデモは1997年の香港返還以降 最大のデモ。
香港紙・明報が十日公表した世論調査によると、
逃亡犯条例に「反対」「非常に反対」は94.2%と圧倒的多数を占めた。
「賛成」「非常に賛成」は1.6%にとどまった。
香港に高度の自治を約束した「一国二制度」の形骸化に対する懸念が
これまでになく広がっていることがうかがえる。(By 東テレ)
まだ50年経っていない。シナの強欲さが 今の事態を招いている。
やがて次に台湾に手を伸ばし・次に沖縄もシナのモノにしようと
企んでいる。絶対に習近平政権を「野放し」にしてはいけない!
国家ぐるみの嘘つきは こういう手段で南シナ海・東シナ海 なんでも
「自分のモノだ!」と隙あらば嘘ついて分捕ってゆく・
やってられっか~!
遅まきながら国際社会でシナに「お灸」を
据えなければならぬ時期になっていると思う。