【欲望の犬】中原一也
著)中原一也さん イラスト)奈良千春さん【内容情報】(「BOOK」データベースより)地方検事の水上は、雨の中拾ってきた哲哉と獣じみたセックスをしてしまい、そのまま家に居着かれてしまう。愛されていると錯覚するほど水上を欲しがって抱くくせに、いくら躰を繋げても哲哉は素性を明かそうとしなくて、水上は自分だけが振り回されている気がしてならない。以前会ったことがあると仄めかされても、詳しくなるの躰のことばかり。偶然哲哉が人気上昇中のモデルだとわかり、水上は行きずりの関係を思い知らされて―。【感想】検事さんと、雨の夜に拾った大型ワンコ(隠れ狼?)のお話。哲哉が凄く自由奔放です。読んで居て気持ちが良いくらい奔放ですが水上を大事に扱ってるのも分かるし好青年に見えますが、自分を語らないんですね・・・。水上の不安と、哲哉の本気。哲哉は実はモデルが目指したモノでは無いと分かって、何か私も嬉しくなりました。あと、先輩検事で前の彼の幸田さんがいい人で!彼にも素敵なカレシを!