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テーマ:アニメ!!(3874)
カテゴリ:宙のまにまに・おお振り・花咲くいろは
「じゃあな。」
あらすじは公式からです。 旅行雑誌の旅館ランキングで、喜翆荘に悪い点数を点けられたのは 大人の事情が絡んでいたと知ってショックを受ける緒花。 心配で迎えに来た徹と民子に慰められ、3人は小さなビジネスホテルで 一夜を明かすことに。 翌朝、緒花は喜翆荘の本当の良さを知ってもらうため、 母親であり、ライターでもある皐月を誘拐して連れて帰ることを宣言。 徹と民子にも協力を仰ぐ。 それを了承する徹だったが、孝一も一緒に喜翆荘に連れていくという条件を出す。 ********************************** 1クールの区切りは緒花が東京と孝一から卒業した日になりました。 思いは孝ちゃんに戻っても、東京に帰りたいと言わなかった緒花。 皐月の事を怒っても夜逃げが無しになったことではなくて 喜翆荘の事だった。 緒花には自分で考え、行動し、守るべき大切なもの、「ぼんぼる」ものが 出来たのですね。 前回、女将さんと皐月、緒花と流れる血筋のことを書きましたが 皐月を動かしたのはまさにそれでした。 自分の仕事に誇りは持っている。 多分、皐月は仕事の内容の事では揺らがないと思ってはいました。 目新しいものよりも心配り、細やかな応対。 それが良いのは言われなくてももう分かってる。 けれど寂しい気持ちをぶつけずにはいられなかった 子供の頃の自分。 正しいと分かっていながら「古い」という記事を書いたのは それも正論、皐月なりの”反抗”ではないでしょうか。 もちろん、記事に手は抜かない、それも「正論」であるわけです。 皐月を動かしたのは気持ち。 皐月を同じ目線にしなければ理解してもらえない、それは 自分も緒花と同じ事を言った経験からでした。 でも女将さんは正論だったから自分には太刀打ちできない。 悪い母親を演じることで(半分は本気かもしれないけれど。苦笑) 緒花が自分が正当化できる理由を作ってあげていたんですね。 波子に言われて「ママにもぼんぼってるものがある。」「孝一にも。」 それぞれの仕事と青春があることに気付いた緒花。 答えを保留にしていたことで孝一を縛り付けていた自分。 「アイツにはオレがいなきゃ」・・・いつまでも心配させて いた自分。 湯乃鷺温泉まで来た孝一はいつだって自分の事を考えてくれていた。 でも、自分は? 孝一に頼ってはいるけれど、緒花にはもう温泉の仲間がいて互いに 「オンリーワン」ではなくなっている。 現に民子も徹も側に来てくれているんですから。 「じゃあな。」 「またな。」ではなくなってしまった孝一。 寂しいけれど緒花の居場所は東京ではありませんでした。 さて、シリアスな緒花に対して笑えたのは徹と民子、皐月のやり取りの場面。 民ち、徹の事が分かりすぎる!!! ![]() 名店の味見とかクレーンゲームに必死になっていたのは緒花が 別の男に会うことが気になって仕方が無かったんですね! でもそれをあれこれ言わずに気持ちを整理させるために孝一と会わせるようにして。 多分、それで緒花が東京に残る、孝一と付き合う、という結果になったら・・・ 徹には賭けでしたね。 それでも緒花の背中を押し出して。 いきなり喜翆荘に行く、と言い出して車に同乗してきた皐月には一目で 分かったようです。 「大人ね。」 そうかも、だけど緒花が最初に言ったように”女の子の扱いには慣れていない”。(笑) 民ちに「吐いても喰え!」なんて完全に女の子扱いしてないよね! 民ちが眼中に無いことがバレバレになってしまいましたが。 しかも、 年上、血筋好き! なのも。(笑) 次回、「ぼんぼる」場所を見つけた緒花とそこを否定した皐月が 喜翆荘にやってくる! また面白くなりそうです。 TB送信先URLはこちら♪ http://kiraboshi714.blog55.fc2.com/tb.php/150-86651b1b
最終更新日
2011年06月20日 17時40分19秒
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