おおきく振りかぶって~夏の大会編~#12「9回」感想
9回表、何としても美丞大を止める!!!けれども!?「9回」 あらすじは公式からです。9回、美丞大狭山の最後の攻撃。点差は2点。ノーアウト、ランナー一塁で1番川崎に打席がまわってきた。田島はモモカンのサインが盗まれたことに気付かないまま、ベンチからの指示通りに三橋にサインを出す。三橋と田島のバッテリーは美丞大狭山打線を抑えることができるのか…。**********************************落ちてくるボール、外野から望むグラウンド。三橋と田島のサインのやり取り、西広の打席、阿部との抱擁・・・泣いた!&鳥肌が立ちました!!!絵と声優さんの演技にゾクゾク!!!9回1アウト1塁から。バッターは川島。完全に配球を読まれてる!余裕のヒット!阿部「100球目・・・座って受けりゃ全部、分かるのに!!!」三橋がどんな状態なのか、それに対して的確なアドバイスができるのに!送りバントせ2アウト。そして3,4番を迎える。3番は滝井「犠打だって言ってるのに!!!」ヒットで8点目。8―5。ここで田島はベンチに戻ってモモカンに疑問をぶつける。球種、コースとも自分の心を読まれてる?モモカンは気付く!「読まれてるとしたら私の心だろうね。」もう3巡目。田島がリードすることに!!!それを聞いている阿部クン・・・悔しいだろうね。もちろん、それに備えて控えに田島をおいてきたのは分かるけれど自分が・・・っていう自負は誰にも負けないよね。三橋にサインが気に入らないなら首を振れという田島。首を振っている・・・サインには全く首を振ったことが無い三橋だけどここは安心させなくちゃね。田島「首振り禁止とかありえねーし。」田島ああああ!!!どこまで鋭い子なんだあああ!!!好きに打っていいと気楽になった四番の和田は二本目のホームラン!!!11―5・・・。呆然となる皆・・・。だけど田島は気丈に三橋に声を掛けてくる。「俺、大丈夫だよ!」だけどボールには心が伝わる。ストライクが入らない!田島がどんなに三橋が好きなボールを要求しても真ん中にもいかない。三橋が乱れていることに気付いて「打たせろ!」というバックの皆!泣けるーーー!!!ついにはセカンドの栄口までエラー!!!チームがガタガタに!?緊張している・・・阿部クンがいないから・・・栄口も・・・阿部クンがいないから・・・違う・・・!「俺のせいだ・・・!」心の中で三橋が奮い立つ!!!「1ナウトーーーー!!!」あの三橋が声を出してる!!!田島も声を出す、みんなも!!!「俺が皆を落ち着かせられる!俺がエースなんだ!!!」感動ーーー!!!2アウトを取った精神力に感心する滝井。倉田の打席。6点差・・・でもまだ諦めない!田島のリードを自分で考える三橋。「俺・・・首、振った!!!」真剣モードなのに、ここで感動する三橋に笑い!サインのやり取り、首を振れば田島はまたサインを送ってくれる。これがバッテリー。首を振れば阿部もサインをくれたのかも、と考える三橋。倉田も打つ気満々!!!首を振るのが俺の役目。阿部クンに責任を負わせてた・・・「全部、これから頑張るんだ!!!」おおー!!!三橋、覚醒!!!三振!!!皆の喜ぶ顔、背中をグラブで叩かれながらベンチに戻る三橋!アイシングしている阿部のところにやってきた三橋は「打たれた」と報告。納得している答えをする阿部。次の攻撃のために花井の声がする。「怖がったり、尊敬しているだけはバッテリーじゃない。」バッテリーも心とサインのキャッチボールだね!9回、また竹之内がマウンドに上がる。レフトに打球が飛べば?なんて軽口を叩いていたら滝井の厳しい注意!!!まだ試合は終わっていない!この勢いを6回戦まで持っていく!モモカンは三番手の投手を出せない事情を考えてこちらに幸運があると言う。花井が檄を飛ばす!!!それを聞いた浜ちゃんの応援も盛り上がる!トランペットの人たちの口がーーー!!!頑張って!!!水をまいて、気合が入る!もちろん母’Sも!先頭の巣山は落ち着いてヒット!そして四番の田島。「何だって打ってやる!!!」田島のメンタル&フィジカルの強さに舌を巻く倉田。スライダーを打ち上げた!がライン際ヒット!!!巣山は塁を回ってホームイン!!!1点返した!本当にレフトにボールが飛んだと苦笑する倉田。竹之内とあと三人と確認。打者は花井。ずっとストレートだったので、また狙いを絞る!が、ストレートでも緩急をつけたピッチングに三振!!!バッターは沖。ランナーに残っている田島とヒットエンドラン!が、沖は1塁でアウト。2アウト・・・バッターは西広。補欠だった西広はプレッシャーに押しつぶされそう!そこでも声を出したのは三橋だった!「西広君、頑張れーーー!!!」モモカンも「思い切って振ってきなさい!」。打てる・・・打てる・・・!!!けれど思いは届かずストライク!!!試合終了・・・!挨拶を済ませて、花井を先頭にスタンドに走る皆。一列になって挨拶・・・マネージャーの篠岡ちゃんの姿にも涙・・・。西広を慰める皆。田島にうながされて三橋もベンチに戻る。松葉杖の阿部・・・。ふと凝視した三橋だったが、ここで涙が・・・!!!阿部も三橋の肩に手を置く・・・。モモカンは泣いている時間をくれなかった。もっと上手くなりたい、勝ちたい、そう思うならその悔しさは涙にしないで腹の中に貯めておきなさいと。来るべき新人戦と秋の大会に向けて!ということで・・・「俺が皆を落ち着かせられる!!!」エースなんだ!と奮起し、田島とのやり取りの仲でバッテリーの本来の姿を認識した三橋の成長が素晴らしかったです!そんな三橋を見て・・・責任をずっと負わせていたと思う三橋よりも阿部のほうが責任を感じていたんじゃないかな・・・と思ったり。自分の経験から理想の投手像を思い描き、それを強制してきた。三橋が今まで”バッテリー”というものを経験していなくて絶対の信頼を寄せてくれていることに思いあがっていた自分・・・。これからは二人でボールのやり取りがきっとできるはず。一期の終わりもそうだったけど後日譚も味わいがある「おお振り」、和さんが気にしていた呂佳と倉田の秘密も含めてどんなラストになるか楽しみです。おおきく振りかぶって ~夏の大会編~ オリジナル・サウンドトラックVOiCE Newtype (ボイスニュータイプ) 2010年 07月号 [雑誌]