大きなトンビが一羽、川面めがけて舞い降りてきました。その足の先には、黒い小さな物体が、浮いています。鳥の死骸なのか魚が浮いているのか、遠く過ぎてよく分かりません。その一羽は、獲物を取り上げるのをやめたのか、取り損ねたのか、分からないまま飛び去ってゆきました。
するとまた別のトンビが舞い降りてきて、同じ獲物の上に止まっては、又そのまま飛び去ってゆきました。
そして三羽めのトンビがまた舞い降りては、飛び去ってゆくのです。そうなるとその獲物は、トンビの好物ではないのか、と疑いたくなってきます。
同じ見るなら、さっと舞い降りてきて、獲物を足で捕まえて、カッコよく飛び去る雄姿を見たかったです。
ただ、この様子では、また新しいトンビの巣が見られるかもしれませんね。巣作りに相応しい背の高い大木は沢山あります。