テーマ:ひとりごと(15006)
カテゴリ:自分史
私は、子どもの頃、内気で外に出るのが嫌だった。
近所にも学校にもあまり友だちがいなかった。 人間関係を築くのが得意ではなかった。 公務員のときも出世とは程遠い生活だった。 そのとき考えたのは、確かに課長、部長と出世する人もいて、 その能力を大きく開花させて、出世の階段を上っていくのも 人生の目標の1つだが、 お金のために働き続けるという目標もあっていいということ。 それで、定年まで働き通した。 高校の同級生はトップクラスまで出世して、 まぶしいばかりで、いつも心のどこかに引っかかっていたが、 日本語教師という第2の人生を送っている今となっては、 遠い過去のことになりつつある。 その内気で、近所の通りを歩くのも嫌だった自分が、 いろいろな経験を経て、 毎日、留学生に日本語を教えている。 学校の中や帰りに留学生とあいさつを交わすのが楽しい。 自分は変わったな、と思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 16, 2024 11:39:06 PM
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