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2011.02.14
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カテゴリ:洋画サスペンス


【32%OFF!】ファイト・クラブ 【フォックス・ムービー・レジェンド】(DVD)


 【中古】洋画DVD 限定 ファイト・クラブ プレミアム・エディション (20世紀フォックス)【10P14feb11】【画】

『ファイト・クラブ』(1999年)



エドワード・ノートン扮するこの映画の主人公。
彼は、暮らし向きは悪くなかったものの、冴えない男の代表みたいなヤツでした。

いつもネガティブで、女性にももてず、社会の歯車としてしか存在し得ないような自分に苛立ちを覚える日々。



一方、ファイト・クラブを設立したタイラー(ブラッド・ピット)は、主人公とは正反対。

常に自信満々で、女性にモテモテ、危険な匂いのするアウトロータイプ。





実はこのタイラー。

現実には、存在しません。

あくまでも現実には、です。
ではどこに存在しているのかといいますと。



タイラーとは、主人公自身でした。

主人公の理想が、イメージとして現れた男性。
主人公にしか見えない虚像とでもいいましょうか。


二重人格、といえばわかりやすいでしょう。
自分に対する不満が高まり続け、ついには別人格として具現化した理想の姿。
それが、タイラーでした。




主人公が不眠症だったのは、夜の間、タイラーとして映画館やレストランで働いていたから。

家が爆破されていたのは、流行に踊らされて買った品物ばかりの虚飾に満ちた部屋を、タイラーとしての自分が破壊したのでした。

ファイト・クラブ発足のきっかけとなったタイラーとの殴りあいも、実際は自分で自分を殴っていただけ。
それを酔っ払いたちが、面白がって声をかけてきたわけです。

ファイト・クラブの反社会的行為も、すべて自分が指示したものでした。





そのうち主人公は、暴走するファイト・クラブの、最大のテロ計画を知ります。

それはなんと。
市内各所にある銀行・クレジットカードなど、資本主義システムをつかさどる大企業各社のビル。
これらの同時爆破!






主人公は、決意を固めます。

タイラーを、止める。

それはすなわち、自分自身と、直接対決することでもあるのでした……。









このブログでの、この映画の解説は、これでおしまい!
果たしてこの自分vs自分の対決の行方は?
気になった方は、ぜひ映画を鑑賞してくださいね!





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Last updated  2011.02.17 16:48:31
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Re:カミソリ野郎の正体――『ファイト・クラブ』(その3)(02/14)   もっちんママ さん
なるほどなあ。

主人公が自分自身と気がついていくあたり、ちょっとぞっとしちゃいますが…

現代はやはりおかしくなっているのでしょうね。
自分の周りを見ても、もしかしたら自分自身も病んでいる部分があるかもしれないですね。 (2011.02.17 22:26:13)

Re[1]:カミソリ野郎の正体――『ファイト・クラブ』(その3)(02/14)   禅之介 さん
もっちんママさん
『ファイト・クラブ』っていう映画が受け入れられる時点で、現代の病んでいる風潮が浮き彫りになっているような気がします。
殴りあうことで、自分を取り戻すなんて。
しかも、自分の理想とする姿って、本来なら受け入れたいはずの存在なのに。
闘わなきゃならないなんて。
でも、理想に合わないからと自分を否定し続けている人物って、現代では少なくなくなってきてますよね。
ホント、ぞっとしますよね。 (2011.02.18 17:32:19)

Re:カミソリ野郎の正体――『ファイト・クラブ』(その3)(02/14)   天野北斗 さん
面白い脚本ですね。
パッケージとタイトルだけみたら、単純な格闘技系作品かと思ったんですが、かなり深い内容なんですね。
このストレス社会、無さそうでありそうな感じで・・・ちょい怖いですねぇ~(>_<) (2011.02.19 12:21:32)

Re[1]:カミソリ野郎の正体――『ファイト・クラブ』(その3)(02/14)   禅之介 さん
天野北斗さん
ぼく的には、このタイラーの正体が判明する辺りが1番面白かったです!
主人公の理想の姿が、こんな形で現れるっていうのがね。
観ていた当時は、やられた、って思ったものです。
ストレス社会を、ここまで端的に表現するなんて、この原作者、タダモノじゃないっすね。
ラストのタイラーとの戦いは、なかなか興味深かったですよ。
何しろ主人公は、理想の自分に勝たなくちゃならないわけですから。
勝負は、意外な展開で終結してました。 (2011.02.20 18:31:52)


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