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カテゴリ:仕事の話
19日の朝、加茂の顧問先に行って就業規則変更の説明会を行いました。
私は就業規則の作成・変更を行うと、顧問先に社員説明会を行うように提案してます。就業規則をお客様の社長と一緒に作り上げて行くときは、もちろん会社として最低限守ってもらいたいことや会社を守る、リスク管理的な要素も盛り込みます。 しかし、なにより社員さんが前向きにがんばってもらえるように運用することが一番大事だと思って作っています。 そのためには、会社と社員が共存共栄していくような思いで作っているということをなんとしても社員さんに伝えなければ、就業規則が完成したとは言えない、そんな思いでいつも説明会に臨んでいます。 新潟県の県民性もあるのでしょうが、今日の社員さんも黙って聞いていらっしゃいまして、最後の質疑応答もありませんでしたが、表情や場の雰囲気から、皆さんおおむね前向きにしっかりと聞いていただけたのではないかと思います。何より終わったあとに多くの社員さんから「よくわかりました。ありがとうございました」という言葉がいただけたのが嬉しかったです。 今業績の良い会社、ネッツトヨタ南国や旭山動物園の強みは、社員が経営の意思決定に参加するしくみを作り上げているところにあると思います。 それには、社員同士、または社員と会社の間の「会話」を増やさなければなりません。 その大前提として、会社の方針や方向性を社員に示すことが大事だと私は思います。 そして社員の知恵を集めるために、社員の意見を聞く仕組みをつくる必要があります。ときには耳が痛いことも言われるかもしれませんが、それを恐れていては本当に強い組織に必要な知恵を集めることは決してできないと私は思います。 新潟県の会社は、みなさんまじめでよく働き、経営者も堅実でしっかりした理念をお持ちですが、やはり会社と社員の意思疎通が少し苦手な会社もあるように思います。意思疎通を円滑にするお手伝いをして、会社と社員が共存共栄していけるような組織づくりに携わっていきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 20, 2007 12:41:48 AM
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