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カテゴリ:今日の萌えッ!
「魔法少女まどか☆マギカ(まどかマギカ映画続編4作目は2016年にリリースされるのでしょうか?ファンとしてやきもきしています)」を観て以来、「劇団イヌカレー」のファンです。 代表的な「コラージュ手法」については、「モンティ・パイソン」(オッサン世代ですね)シリーズでもおなじみであり、実写のものがユーモラスに動き回るのが印象的でした。 そんなわけで、「劇団イヌカレー」の新作はないものかと関連サイト等を見て廻るのですが... 新作はまだのようでガッカリしています。 「偽物語」とか 「さよなら絶望先生」といった作品があるようです。 「まりあ†ほりっく」なるアニメ ※監督・新房昭之×アニメーション制作・シャフトの強力タッグが描く百合趣味少女と女装ドS少年の新感覚美少女SMラブコメディ! (これも見ていません;)のEDの説明をみたところ... EDテーマはYMOの名作「君に、胸キュン。」のカバー!! 「君に、胸キュン」ってあの「YMO」の名曲じゃぁありませんか。 どんなんかなぁってドキドキしながら視聴してみました。 映像自体は、お得意の「コラージュ手法」(現代絵画の技法で「貼り付け」を意味する)によって 切り張りした女の子のカクカクした動きやケーキの実写など動きを見せるというのは、面白い試みですね。 でも、「ゲーム的要素」である「ディジタル」ドッド絵キャラ等を混在させるなどで「キッチュ」(悪趣味感)を演出しようにおもわれ全体的なバランスに欠けて余計だったようにも感じます。 悪くいえば、一貫性がないようにも感じます。 作成者がもし、当該アニメのイメージとして「雑多なカオス的世界」を体現しようとしていた ら話は別ですが、予備知識もなく、一つの単体としての作品として見るならば上記のように感じました。 しかし、「アート的」部分の興味深さは感じられたのでこの作品だけではなく他の作品も 「また、見てみたい」っていう強い魅力は十分に感じましたよ。 YMOのカバーとしては... 当時、YMOも真面目一辺倒でなく、「歌謡テクノ」(過激な淑女は良かった!実は、中森明菜さんにもオファーがあったとのこと。実現はしませんでした)で「遊んだ」感は、あるもののかなりの名曲だったと思います。 往年のテクノファンで「大好きな曲」となると... まぁ、その... う~ん、なんか「違和感」があるなぁ。 始めて聞かれる方は、新鮮かもしれないけど、昔の原曲を知っておられる方がきくと「ちょっと違うぞ」って違和感を感じられる方も多くおられると思います。 しかし、「カバー」については、音楽を志す方の「登竜門」ともいえると思います。 無理に「原曲」を「忠実に再現しよう」するのではなく、カバーされるかたの「感性」でいかにアレンジできるかが音楽の表現としての原作を最初に歌ったアーティストとのガチの「勝負」であり、原曲の持つ「固定観念を打ち砕く」といった違った面白さも表現できるというのも アリなのかもしれません。 また、その「登竜門」を超えて更にそれから発展していき、「ご自身のスタイルの確立による独自の音楽性」を追求していくのだと思います。 ただ、なんでもかんでも過去の名曲をカバーするという風潮には疑問を持っています。 ご自分の音楽の方向性スタイルにマッチ(自分の持ち味、特性を十分に活かせる)するような 過去の名曲をチョイスしていく「選択の目を養う」ことも重要なのでしょうね。 何回か聞いているうちに、うんうん、アリかも.. なんて、あの時の「胸キュン」が違ったカタチで蘇ってきましたよ! 面白いねぇって何度も聞いてしまいました。 私達、オジさん族は、悲しいかな年を取れば取るほど「過去の良さ」に拘り、すがる部分が多くなってきます。 それには、我々の先入観が大いに影響しており、若い頃に聞いた曲のイメージが脳にこびりつき「それは不変的な良さ」と盲信するところにもあるように感じます。 それに関連する全てを一切認めない偏屈な傾向が年を取るごとに強まる傾向もあるのかもしれません。 偏屈な心を持てば、過去の原曲の良さを新たな視点で見出すことはできないようにも感じます。 偏屈な心を捨てて、「大らかな気持ちでまずは、聴いてみる」そういった姿勢が我々、オジさん族に求めれているようにも感じます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.09.28 20:51:15
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