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テーマ:温泉について(1631)
カテゴリ:温泉
久しぶりの大阪訪問。
大学鉄研OB会主催の貸切電車乗車会のあとは、別件の用事を済ませてから、帰る前に1か所温泉に入ってさっぱりしてから帰ることにしていました。 鉄道駅から近いところということで、阪神本線の尼崎センタープール前駅に近い「蓬莱湯」(兵庫県尼崎市道意町2-21-2)という銭湯を目指しました。 DSC_10111 posted by (C)喜多山栄 ここは2006年10月に訪問したことがあり、その泉質の良さが気に入っていました。 駅の東から住宅街を歩いて5分もかかりません。 モダンな造りの銭湯でした。入浴料はいわゆる銭湯価格の400円。カウンターで支払います。石けん、シャンプーの類は中には置いていません。私は持っていなかったので、別途購入しました。 温泉利用の主浴槽2つ(1つはバイブラ)が真ん中にドンとあり、奥にサウナと水風呂がある造り。ごくシンプルです。 お湯は薄い黄色で透き通っており、薄い鉱物臭、ごくわずかに硫黄臭も確認しました。 掲示されていた温泉分析書(2011年5月30日付)によれば、源泉温43.0℃、毎分603リットル動力揚湯、PH8.0の単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)でした。 加水なし、加温なし、循環あり(温度を一定に保つため)、毎日換水、消毒は毎日営業終了後に浴槽内を塩素剤で行っているとの表示でした。 ちょっと熱めで、さっぱりした入り心地でした。 源泉は「湯元蓬莱地湧の湯」と命名されており、ボーリング(掘削)時のコア(岩石や土)が番台前に展示されていました。 6年ぶりの訪問でしたが、前回は「普通の銭湯」のイメージで、私の入湯記録ノートにお湯の質以外特にこれといった特徴の記録はありませんでした。 今回訪問して、実にモダンな造りの温泉銭湯だということを再確認できて大満足でした。 「さて帰ろう」と尼崎センタープール前駅から梅田行きに乗り込んだら、すぐ北側、車窓左手に「温泉」の文字が。駐車場完備の巨大なスーパー銭湯でした。私はよく知らなかったので、帰って調べたら今年4月にオープンとのこと。どうもこちらは人工温泉らしい。泉質主義の私はなんとも思いませんが、サウナなど設備重視のお客には魅力的でしょう。 温浴業界も過当競争ということか。私はスーパー銭湯や健康ランドも嫌いではありませんが、やはり“街の銭湯”を応援したいと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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