最近読んで気になる本!
乳・子宮・卵巣がん・子宮筋腫・子宮内膜症・卵巣のう腫、生理不順、不妊症・・・・・・婦人科系疾患急増・低年齢化の背後に隠された「性の貧困」と「食の快楽」と言う本を読みました。 本当に最近は乳がんや子宮癌が急増しています。スピリチュアルな観点からは「過去のカルマからくる霊障」であることは間違いないのですが、肉体的には食の欧米化が進みその影響も大いにあることでしょう。この本は管理栄養士の「幕内秀夫」さんが書いた「夜中にチョコレートを食べる女性たち」の中に見事に現在の食と生活の問題点を書き綴ってあります。 乳性品や油の採りすぎはよく指摘されますが、玄米菜食などの食事も偏っているそうです。 ○無生理と貧血、菜食主義女子大生Dさんの場合(20歳・大学生)相談理由:身長160センチ、体重38キロ。2年間生理がなく、貧血、極度の冷え性に苦しむ。自分の実践する食事法に疑問をもって相談にくる。現在は大学休学中。 食事内容:虫歯治療のため、近くの歯科医院に通院していた。そのときそこの先生から、玄米菜食の本をすすめられ実践する。主食は玄米、副食は根菜類の野菜を中心にして動物性食品は一切とっていない。最初は体重も減り、便秘も治って喜んだという。ところが、やがてだんだんと体重が減り、生理もなくなり肌もかさかさになり始める。それだけではなく、食事についての家族間のトラブルも多くなったため、家族に連れられて相談に来る。改善前の食事:朝食=番茶、昼食=玄米(ごま塩)、みそ汁、たくあん、夕食=玄米(ごま塩)、みそ汁、たくあん、ひじきの煮物、かぼちゃの煮物。改善後の食事:朝食=ごはん(七分づき)、みそ汁、漬物、焼きのり、納豆。昼食=とろろそば(外食)、夕食=ごはん、みそ汁、漬物、かつおのたたき、冷やっこ、枝豆。改善のポイント:家族の食事は、Dさんの母親が作っている。そのためDさんは、自分の分だけ別に作って食べていた。食事のたびに家族からは、「そんな食事をしてるから、そんなにやせてるんだ」と指摘される。一方でDさんは、何も考えないで肉類や揚げ物ばかり食べてるように見える家族に対して、「そんな食事をしていると病気になる」と言い返し、毎日のようにもめていたという。現代の食生活は、肉や食肉加工品、牛乳、乳製品、卵、魚介類など動物性食品の摂取量は非常に多くなっている。このような現状に対する反省、いや「反動」から、「菜食主義」を唱える指導者がいる。あるいは、体調のよくなった芸能人なども、安易にそれをすすめたりしている。なにかの病気から、一定期間そのような食事をすることに意味がないとはいわない。あるいは、これまで肉食ばかりしていたような人が一定期間、実行するのもいいことだとと思う。ほどほどの玄米菜食主義だからいいのであって、長期間にわたってあまりにも厳格に徹底してしまうことが問題なのだ。それで栄養失調になった人も少なくない。その結果、極度のやせ、冷え性、無生理、貧血などで苦しんでしまうことになる。こうした症例は、ひどくなると「人の話を聞かなくなる」のが最大の特徴だ。そのため、体調不良だけではなく、家族間のトラブルに発展しているケースも多い。ただしDさんは、自分で疑問を感じたくらいなので症状は軽いといえる。食事指導にあたって、玄米食に関しては悪いとは思わないが(長期間とることはよくない)、七分づきなら家族も一緒に食べてくれるのではないかと考え、そのように指導した。半年後にお会いしたときには、体重も増え、「女性を捨てないでよかったです。不定期ですが生理もきました。」と嬉しそうに話す。また、家族もいっしょに七分づき米を食べてくれるようになったという。「たまに友人と外食するのが楽しくなりました。」という言葉が印象的だった。 と言うことだそうです。