夕方の空、濃いめのブルーになる時間をHEURE BLEUEと言います。
英語では(カタカナ語)ブルーアワーですが、↑フランス語が語源です。
この時間帯には花の香がよくわかるのだそうで、ゲルランは香水の名前にもしました
オニオンの中学校のお友達、星野誓子(星に誓う子、好い名前です。)がこの時の色の空が好きだと言っていました。そしてしょっちゅうこの時間におしゃべりして、帰宅が真っ暗でしたのでオニオンの母はぶつぶつでした
太陽が消えかけて、街灯がまだ点くか点かないほんのわずかの間です。そこで、遙か昔のオニオンたちは、道は真っすぐなのが好き、とか、あちこち曲がって行くのが好きだとか、あるがままの気持ちを語り合ったのです。そのうちに星があちこちに見えてきて、お別れでした。でもそのわずかの時間は、永遠にそのままのような気がします。彼女とは同じ演劇部でした。地声が大きいのでどこに居ても目立つ彼女でしたが、今はどこでブルーアワーを過ごしていることか。。。
あのときの 青い光が いつまでも
キラつく星に 誓う心よ