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テーマ:今、健康ですか?(254)
カテゴリ:間違いだらけ
ちょっと前の記事になりますが、多分一般の人には衝撃的なニュースではないかと思い、書くことにしました。
7月19日発行の日刊ゲンダイ2面の記事です。 記事の抜粋。この記事によると ---------------------------------------- 厚生労働省が、労働安全衛生法で義務づけている胸部のX線検査について、来年度にも廃止する検討を始めた。 その理由は「科学的根拠がないため」 専門家による厚生労働省の検討会では ・検診で肺ガンの発生率は低く見落としが多い ・検査より症状が先に出るから検診の意義が薄い ・X線被曝(ひばく)の害の方が心配 などの意見がでているという。 検診の有効性が確実に認められているガンは、 乳ガン、子宮頸部ガン、大腸ガン など一部だけ。 日本のガン患者は右肩上がりで増えている。 検査より禁煙など総合的なガン予防に取り組んでいるアメリカは90年代に減少に転じたし、英仏独も減少か横ばい。 日本の病院には、職場検診で年間3000億から4000億のカネが落ちているという。この利権を温存させているうちはダメだ。 ---------------------------------------- 私はずいぶん前から検診には懐疑的だった。 彼らは測定、撮影はするが、「検査」はしていないのではないか?と思っている。 触診にしても、問診にしても、触るだけ、聞くだけで「診」はされた覚えはない。 だからここ数年は定期検診は受けていない。 こんな事もあった。 検診で不整脈が出る。 私にとっては毎度おなじみのモノで、気にも止めない。 しかし、たまたま当たった先生がものすごく熱心で(と、このときは思った)、「不思議な不整脈の出方をする」と超音波で心臓をみたり、のぼり降り運動をしながら心電図を取ったりする。(ここまでは無料だった) そして、 「1日心電図を取ってみませんか?体につけっぱなしで取る心電図の装置(ホルター心電図)というのがあるんです。1日では良くわからないかも知れませんが、何かわかるかも知れません。5千円ほどかかりますが。」 という。 私も若干興味があったのと、熱心な先生なのだと思ったのとでOKし、1日小さな装置を体に付けて過ごした。 そして、先生とも打ち合わせをして、検査結果の伝達日を決め、当日行ったところ、先生が見つからない。 やっと見つけてもらうと 「あれ?今日だったっけ?」 受付の女性もその日付が書いてあると言うと不機嫌になり、さっと心電図をながめ、 「ああ、やっぱりでてますね。でも、一日ぐらいじゃわからないね。」 で終わり。 5千円と時間をどぶにすてられた。 熱心だったのではなく、ただおもしろがっていただけなのだろう。 それとも、検査費を取るとボーナスでも入る仕組みなのか? それが私の最後の健康診断になった。 私のことは別として、 「X線被曝の害の方が心配」 ということは大変な意味を持っている。 ガンの検査ではCTやMRI検査が普及してきたが、これ浴びる放射線はX線より遙かに多いと言われている。 一部で言われていることだが、 ガンでは無いか?と心配になりMRI検査を受ける ↓ 何も見つからないが、セカンドオピニオンを期待して別の病院に行く ↓ またMRI検査を受ける ↓ それでも見つからず心配で別な病院を探す ↓ またMRI検査を受ける この過程で被曝してガンになる心配があると言われている。 もちろん、自分で病院を回るなら自己責任になるのだろうが、病院側にたらい回し的に検査を受けさせられた、そしてガンになったなどと言うことになったら大変なことだ。 MRIの機械、検査に関しては、裏でものすごい利権があるらしいという噂もあり、患者の危険性など無視してどんどん検査には応じるらしいし。 X線は廃止にするというのも裏がありそうに勘ぐってしまう。 X線よりもっと手軽で儲かる検査が追加されるなんてことはないだろうか? まさか、MRIを替わりに導入するなんてことには・・・なりっこないな。。。 X線で「被曝の心配」ならMRIなら「発ガンの心配」に近くなるわけだから。 何か検査が追加されていたら、それがやつらの見つけた新しいカネのなる木かもしれないので、検査を受ける人は注意して見てくだされ。 わたしゃ受けるつもりはないから関係ないけど。 そうそう、健診の表に書いてある基準値って検査する病院ごとに違うっていうのはみんな知っているのかな??? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年07月29日 00時19分11秒
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