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テーマ:映画から何かがはじまる(571)
カテゴリ:なんでも彩々
毎年お正月はクリスマスが過ぎた頃からビデオを借り込んできて、観続けるっていうのが恒例なんだけれども、今年は息子がバーゲンに走っていたせいもあってあまり観なかったなぁ。
で、ここのところ連日一本づつ、この間ビートルズの「LOVE」を購入したときに血迷って買ってしまったDVD3本を観た。 1日目「ハリーポッターと炎のゴブレット」。これは今までのものとは全く違う感じがした。もちろん海外では15R指定かなんかになっていたらしいので、内容がハードな物になっているのは知っていたのだけれど、何だろう、面白かったけれども何かすっきりしないなぁ。 今までのは子供が試練の中で成長していくのが面白かった。その点では「スタンドバイミー」に通じる所があったのだけれども、今回のは異性を意識するっていう所も中途半端だったし、何より子供の成長があるかっていうと無い。ちょっと今までの内容を確認って感じだなぁ。まぁそれが大人になりかけている彼等の描き方なのかもしれないけど・・。 もっと後味が悪いならその方がいいなぁ。一人亡くなっているんだし。もっと食い込まないと心に・・。 2日目「オーシャンズ12」。うーん。これはないなぁ。前作の「11」がおしゃれで迫力があってドキドキしたから期待してたのに・・・。 設定もローマだかアムステルダムっていうのも無理があるなぁ。「卵」っていうのも前回のカジノを襲った額より下がるでしょって計算してしまう。大体法外な額のお金が集まるっていうのなら、石油王国かやっぱりアメリカの地下組織って普通思うのに、何でヨーロッパ??美術品狙う柄じゃないでしょ。 それから話の構成、これはルール違反。観ている方に伏線も与えずに「実はこうでした~凝ったお芝居を打ってました~」はひどいなぁ。 それからジュリア・ロバーツ、ひどいなぁ。妊娠中で顔がひどいのはわかるけど、やつれ過ぎ。しかも、実際の妊婦の役までやって、ブルース・ウイリスまで出してきて、効果をねらって、ブルースなんてお客さんみたいな顔してたよ。彼らしくない。お腹にクッショク入れているシーンなんて、どうお腹が大きくなるのを誤魔化した手順で撮ったかも想像できてしまうし最悪。前回の凛とした女性っていう印象が全く無くなっている。どうせだったら妊娠しているっていう設定にした方が良かったのに・・・。 3日目、今日。やっと息子と時間があったので、彼が観ていない「バットマンビギンズ」を観た。 これは・・・濃かった。見ごたえがあった。映画館で観たかったなぁ。 今までのバットマンシリーズの中でも秀逸なのではないかと思う。 バットマンがどんなトラウマを引きずっているのかも良く理解できたし、それで終るのかと思えばちゃんと最後の敵の設定まで出来ているし、その敵が両親が亡くなった事にも絡んでいるし、あらゆる所でアメリカ映画らしい伏線もありそれがウィットにもなっていて、ちゃんと人間関係の構図もはっきりしているし、その中でこの主人公ブルースの心の成長も観れるし、レイチェルという幼馴染の役割も最後まで素晴らしい。あと執事の変わらぬ愛情の深さも短いけれどもきちんと描かれているし、警察官が正義の警察官として立ちあがって行く姿もきちんと分かるようになっている。 只一つ残念な点があるとすれば、渡辺謙さんかなぁ。 あの「フィフスエレメント」で額から血の汗を流す人の役をやって欲しかったなぁ。 謙さんの役を無理やり作った感じ。別に謙さんじゃなくても良かったのに・・・。 しかもあのチベット語がいけない。日本語かと思って聞き耳を立ててしまった。それにもっとジジイでもいいのに姿が若すぎる。あ~残念。 これはまだ観ていない人にはづぇったいお奨め。「イッツァ・エンターテイメント」なのだo(^_^)o。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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