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カテゴリ:楽しいお仕事
今日の仕事帰り、久々に友人のおぐちゃんとサンマルクカフェに行ってゆっくり話した。・・というのもとても寒かったので、スプリングコートを着ていたおぐちゃんが悲鳴を上げたのだ。
まぁこの2年間というもの、二人でさんざん仕事について語った。また二人でお互い勉強しあった情報を交換しあった。2度部署が移動になったのだが、示し合わせていないのに2度とも同じ時期に同じ部署に移動になった。・・・きっと会社には二個一だって思われているのだろう。 かといって、全く二人が同じ意見という訳ではない。意見が違っても気を悪くする事はないし、反ってそのことについて深く考える機会になる。彼女は面白く興味深い人なのだ。 今日は現状で成績をアップするには・・・という話題が中心で、難しい事を話している訳ではないが、彼女が本来生真面目で努力家であるという事が改めて分かった。その割には可愛そうに評価が低い。会社はどこを見ているのだろう・・・勿体無い。ただ彼女はメンタルな面が弱いので、問題があるとするとそこになる。私なんかよりも数倍実力があるのに、気分が乗らないとなかなか集中できず、成績がそこに準じてしまう。 何やかんやと話していて、私が最近自分自身について感じている事を話した。 恐らく、最低でも去年の末までは、心のどこかで「私はこんなところで終っちゃいけない」と思っていた。だから至極焦っていたし違うところを向いていたように思う。でも恐らくこの一ヶ月強くらいの間から実感しているのは、そういう変なプライドはどうでもよくなったという事なのだ。 なんだろうこの変化はと不思議に思っている。 仕事にやる気がでないとか、成績に執着がないとかそういうのではないのだ。今、目の前にある目標は何とかクリアしようと思っているし、その為の努力も惜しまないつもりなのだ。 うーん、多分、子供の成長がきっかけのような気がする。 単位制の高校に通っている彼は実はあと1年高校生をするのだが、自分のやりたいことに少し踏み出し、モデルのオーディションにも合格して昨日からはレッスンにも通っている。 自分でアルバイトしてレッスン料や今月から行き出した教習所の費用も自分で払っている。まぁそれは男性から言わせると、男として当たり前の事なのかもしれないけれど、教習所に行くという時点で、私は自分が18.19だった頃にタイムスリップしたような気がした。 私自身は実は免許証は持っていない。それは・・・過去の数々の事情の為に取りにいく機会がなかったことと、常に車に乗せてくれる人がいた事と。何より私が助手席に座るのが好きなことに由来する。 ・・・でも実は、そのころ付き合っていた元亭主が18.19歳くらいの頃に免許をとりに行っていて、諸々の事件が起きたり、結局は私がその代金を払う事になったりという事を思い出したのだ。 いや、今更それをどうのこうのと言おうとは思わないのだけれど、早くも息子が、私の青春真っ只中の時代に追いついてきて、私がポンと青春から追い出たような気がしたのだ。 人生は子供に移っている。 子供も自分で人生を歩き出した。 ・・・30代の頃私はそれこそ、昼夜を忘れて仕事をした。仕事のことしか考えていなかった。あれはあれでいびつであったかも知れないが、とても充実した期間だった。だからこそ今の自分がある。 ただ、今あれと同じ事が出きるかというと、恐らく出来ない。体力?気力?もその頃とは違うし、色んな事が見えている分、あそこまで集中する自信がないというのも事実なのた。 社会的ニーズもよく理解している。 私は人材派遣の派遣元責任者でもあったし、人材紹介の仕事もしていたので、人間性は別としてその人の社会的価値は判断できる。それをもって自分を客観的に判断した場合、とんでもなく低いところにいる。 ・・・・だから年末までは焦りがあった。自分のプライドと現実の中でおぼれかけていた。でも今は、子供が浮き輪になってくれたのだ。 子供に過剰な期待を掛けている訳ではない。彼は彼でこれから自分自身で成長していかなくてはいけないし、それを見守ってやることしか出来ないのは親の性な訳だけれど、私の人生の充実はそこにはないのだという事を、彼の成長が分からせてくれたのだと思う。 いやいや、皆が皆そうだとはいえない。仕事で充実感を持ちたいとは今でも願っている。でも今は私はそこが変わったのだ。 友人のおぐちゃんに「究極の話、駅の売店のおばさんでもおうどんやさんのおばちゃんでも、嵐山のおみやげやさんでも、それはそれで充実した仕事ができる気がする」と言うと、 「kyohagiさん自分を過小評価しすぎですよ」 と言ってはくれたが、それは実は過小評価ではないのだ。どの職場でも集中して仕事ができるという成長だと私は思っている。 でも、若いおぐちゃんは今の職場で評価されて欲しいと深く願うのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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