大満足の釣り納めになった【正徳丸】
12月に入り、いつを釣り納めにするか悩んでいた。11日を予定していたのだが、どうも天気が思わしくない。ここまで気温下がれば、雨はさすがにテンション下がるしなぁ…と、急遽名古屋出張が入ったところで、5日にスクランブルとなった。前夜遅くに松阪に入り、息子と飯を食って、息子のところへ泊まった。いやぁ、こっちの家は寒いなぁ…我が家の方が、外気は-7度でも、全然暖かい。布団出るが嫌になりながらも、5時に起きて、さっさと出発。今回は、息子は自分の車修理に没頭するらしく、単独釣行になった。前夜、鈴鹿のフィッシング遊で冷凍カツオとボケを大量に仕入れ済み。団子セットなる物があって、ミックや色々4種の詰め合わせがあったので、買っておいた。このセット、高めの価格だが良いと思う。このほか、浮き止め糸や小間物を買っておいた。今回、初めて釣り堀にPEラインを持ち込み。楽しみだ。紀勢道が工事通行止め(夜間だけ)だったので、6時ぴったりに多気IC通過で、通行止め解除と同時に入ることができた。大内山で降りて、【釣りえさ市場】で活き鰺を10匹。【エサキチ】では黄色ささみだけ。42号でいつもの正徳丸に行くと、駐車場に誰も居ない。いつもなら、この時間になれば人居るのになぁ…と思ったらもう一台きた。スタッフさんが、端に寄せてくれと片端に車4台だけ。なんと、この日貸切1組4~5名と乗合は僕ともう1組3名だけ。これじゃ、貸切じゃん。いやぁ、何十回か通っているけど、初めてだわぁ。順番決めもじゃんけん。幸いに僕が勝って、F枠(一番沖側、東から2番目)の小枠の沖側西寄りに入った。今回、初めてPEラインを釣り堀に持ち込んだ。エギングやルアーでは馴染みだけど、これまでPEの糸がらみと結束のめんどくささで、メリットを感じられず、使わないできた。釣り番組で、チヌのトーナメンターが、PEをサルカン直結、しかも簡単な結びでやっていたので『これは使える!!』と今回使ってみる事にした。仕掛けは至って簡単。2号PEラインにはシモリペットだけ通して、かなりしっかり目のサルカンに直結。結びは漁師結びにハーフツイストを二回プラス。これはガッチリですわ。後はサルカンに仕掛けを直結。シーパラダイスさぐり釣りに、滋賀・長浜の大郷屋さん謹製の特性穂先を装着。なのでクッションもなし。青物用も4号PEに、サルカン下にクッションゴム(6号おもり付き)を加えただけ。PEのデメリットは、糸の絡みだけ。今回、時折10Mは超えるであろう暴風が吹く中での釣りでしたが、糸の絡みも数回で済み、始末に負えなかったのは、ブリを釣って、針を外そうとしたときに、尾っぽにラインが絡んでしまった時だけです。ラインを切って、仕掛けを組み直しましたが、簡単な仕掛けなので、修復はすぐでした。穂先に絡んだのは、割合簡単にほどけたので、気になるほどにならず。やる気満々で釣り開始となったが、モーニングサービスは全くといって無かった。『マヂかよ』レベルである。隣の方が、ぽつぽつと2匹上げたけど、それだけ。そのうち、日の差し加減で水中がよく見えることに気づく。マダイの陰が見えるので、餌の位置をさぐると、べた底じゃん。底から50cm位にしていたのを20cm位まで下げてみた。ボケでやっとアタリがでたので、1匹ゲット。ここからが長かった。全然当たらず。他のお三方もひまひま。シラサエビにアタリが出るようだが、1匹を隣の方が上げただけ。ややー、これは貧果で釣り納め??なんて思いながら、餌を換えたり、水中を覗いたりしていた。やっと、1回目の放流があった。一人4-5枚はマダイが入り、プラス大鯛も一人一枚入った。しかーし、当たらず。続いて、青物も入り、一人1.5本くらいは入れてくれたと思う。しかーし、誰も当たらず。そのうちスタッフさんが、釣果チェックにこられて、あまりの貧果に店長に交渉してくれたようだ。13時まで、隣の小枠も釣りOKとのこと。その話と同時に、自分の足下に鯛がたむろしているのが見えた。棚が少し上がっているので、調整。底から40cmくらいか。ボケを沈めたらアタリが出たので、1匹追加。皆さん隣に行っているが、僕は鯛が見えるので粘って、2匹追加。そしたら、シマアジも見えたので、団子詰め合わせに入っていたミックをさぐり釣りで落としたら、簡単に釣れてしまった。PEで、ノークッションだから、手に取るようにアタリが解る。これは楽しい。お隣が、完全に青物フィーバーになっていたので、私もカツオで参戦。いとも簡単に青物を2匹追加。サービス枠で、これ以上やっても失礼なので、2本で自分の席に戻った。で、そのあとシマアジと鯛狙いで粘るも、釣果には結びつかず。アタリは2回あったんだけど。シマアジさんは、本当にミックしか食わないですねぇ。詰め合わせセットには、他に2種赤団子入っていたのに、全然食わない。ミックは食べに来る。もうちょっと、無駄にせず、釣れば良かった。ダメ元で、ホタルイカを鯛用の仕掛けにつけておいて(←馬鹿だよねぇ)、青物竿を片付けに入った。そしたら、スポッと浮きが消えるじゃないの。エッと思ってあわせたら、底の方でデカい腹が翻った。即座に『青でーす』。しかーし、PE2号は良いにしても、ハリスは1.5号、針は6号のシマアジ用。ノークッションだし、ハッキリ言ってヤベぇ。ここは、滋賀・長浜の大郷屋謹製の穂先、シマノのさぐり釣り竿を信じて行くしか無いと、ドラグを調整しつつ、やりとりをゆっくりやらせてもらった。10分近く、やらせてもらって、なんとか無事に上げることができた。丸々とした鰤。もう、腕がパンパンだし、早く帰らねばと、ここで納竿。大内山牛乳でお土産を買って、直行で帰りましたよ。マダイをもう少し、釣りたかったけど、満足感の高い釣行になったし、贅沢という物。PEにして、アタリからの楽しさもあるし、手応えがいい。仕掛けが簡単なのもいい。浮き止めもよく止まるし、今までの悩みが消えた。今度は、誕生日割引のある4月かな。これで、調子こいて冬に行ったりするといけないのよね。