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『三蔵、妊娠したってよ』シリーズ第四段です。~良かったかだとっ!?(怒)~ 映画『西遊記之孫悟空三打白骨精』によせて ★☆★☆ 第五段 悟空は思った。 仏教の世界で 三蔵は気の遠くなるような数の約束ごとに縛られて生きている。 戒律と呼ばれるそれらは時には、 もし犯せば僧の命を奪いかねなかった。 すると、ある推測が悟空をぞっとさせた。 罰せられるのを待たない。 あの男が待つとは思えない。 素早く自分を終わらせるだろう、 という確信に満ちた理解 人間どもめ 奴らの一部は、誇りのためなら簡単に自分を殺すのだ 種を超えた理解が脳に及ぶと、さらに悟空は震え上がり 身体中の毛が逆立った。 律(具足戒)を犯して、生きていける男ではない。 彼がのうのうと恥を忘れて長生きを選んでくれる人間であれば 本当によかったのに、、、と、まだ痛む朦朧としてきた頭の中で、 絶望的に考えた。 そして、決して好きとは言えない坊主の一体何が自分の心を このように捉えて離さないのかと、 あまり気分の良くない類の思いを抱き、訝しんだ。 はい。シリアスに始めてみました(笑) 最終回は、あまり楽しくありませんので 少し遊んでみたかったのです(笑) 以下少しくだけます。 悟空は、女妖怪を相手にほとほと弱り果てていました。 どうにも、勝てそうな気がしないのです。 猪八戒も沙悟浄も頼りない。 その上、猶予があまりないように感じました。 妖怪は、三蔵をたらしこもうと必死ですから、 媚薬でも使われれば、アウトです。 彼は魚籃菩薩様に相談しました。 この菩薩様とは道で偶然出会ったのですが、 そんな偶然はありえないから(笑) きっと、悟空の気持ちを汲んでのお出ましだったのでしょう。 悟空に正体を見破られると、老婆の姿からたちまち美女に戻り お前を昴日星官(ぼうじつせいかん。すばるのこと)が助けるであろう、と言いました。 悟空は大急ぎで、東天門の光明宮に居る昴日星官を訪ねます。 星官は悟空に経緯を聞くと、菩薩の頼みとあれば、断れまい。 と言って、八戒と悟空の痛められた場所をさっと一吹き癒し、 連れだって、女妖怪の洞窟に行きます。 星官が本性を現して、女妖怪の前に立ちます。 巨大な雄鳥の姿。 雄鳥が一声叫び、それだけで、 女妖怪は本来の蠍の姿に戻ってしまいました。 もう一声叫ぶと、妖怪はたちまち死んでしまいました。 憐れにも、あの色っぽい女人は、粉々になってしまいました。 ポー族のように。風に砕けて散りました。 その時、三蔵の名を呼んだかは知りません。 三蔵の冷たい心には、彼女の思いは届きませんでした。 三蔵が熱く心を捧げている対象は、ただひとつでした。 全身全霊でしたから、一滴の残りもないのです。 悟空は、三蔵をやっと救いながら、涙で汚れた顔を 拭いてやりました。 僧侶には不釣り合いな、 人としても必要以上に美しい顔でした。 でも、そこには深い人間らしい感情はないようでした。 やっぱり好きになれない。 彼は悲しく思いました。 おわり、、、のはず 我は行く 青白き頬のままに ↓次回です♪ 『三蔵、妊娠したってよ』シリーズ第六段 『今、あなたは美味しそうな匂いをぷんぷんふりまいているんだ!』映画『西遊記之孫悟空三打白骨精』によせて 最初からお読みになりたい方はここからどうぞ♪ ↓ 『三蔵、妊娠したってよ』シリーズ早見表 最近のものをお読みになりたい方はこちらから♪ ↓ 第百三十九段~寵臣~★第百四十段~ケイレブ~ 第百四十一段~コーマ~★第百四十二段~エスコート~ 第百四十三段~理想郷~★第百四十四段~謀反~ 第百四十五段~大天使~★第百四十六段~孤独~ 第百四十七段~運~★第百四十八段~勅~ [◆映画・テレビ・華流・韓流] カテゴリの記事 ↑『ウィリアム・フォン、馮紹峰、フォン・シャオフォン、 ペン・シャオペン William Feng 以上全部同じ人』的な(笑) ほとんどしゃおちゃんのことばかり♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2022.12.21 08:50:47
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