カテゴリ:介護
明日母が、抜歯の手術をする。
一時間ぐらいかけて、慎重にするそうです。 持病に糖尿病を抱えているので、最悪のシナリオで脳梗塞などが考えられるそうです。 母の家系は女系家族です。 代々婿さん、母もそうなるところでした。 日本が戦争に巻き込まれていった昭和初期。 母のおじいさん。婿さんでした。 家族、商売で使っていた使用人を集めて、母を嫁に出すことを宣言したそうです。 「皆も不満があると思う。特に私の女房は不満だと思う。 でもこの婿さんが続く家系は私で終わりにしたい。 だから孫の男の子に継がせる。 継ぐ子がいなければ、商売はやめる」 こう宣言して、皆を驚かせたという。 いまから考えるとすごい人だと思った。 でももっとすごいのはそれを許した、大ばあさんだったとおもう。 小さいころ私にこう漏らしていた。 「皮肉なもんだ、婿さんをやめたとたん。孫の長女が男の子を産んだ。 私は、お前に継がせたいよ」 何の話かよくわからなかったが、今はよくわかる。 商売をやっていると、自分の死んだ後が気になるのだ。 大ばあちゃんは、早くに母の婿さんに商売を教えたかったのだろう。 そして安心して、死にたかったのだろう。 商売を継いだ叔父さんは、母と一回り年が違う。 大ばあちゃんは、しっかりしているうちに、代々継いだ商売が続くことを見届けたかったのだと思う。 頭がしっりしているうちに。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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手術無事終わったでしょうね?
合併症がなければ良いのですね でも 抜歯のあとは麻酔が切れるまで痛いですし 体力も使うでしょう お大事に 先祖代々婿さまで商売をつないでいる 家系 でも永く続けるということのすごさを感じます でも 絶えてしまう家系もたくさん 我が実家も しかしながらそれはそれでいたしかない(-_-;) と考えております。 (2005.05.23 21:46:04)
たいしたことなく終わりました。
家系は、無理に続けるのも意味がありますが、自然に任せたほうがいいこともありますね。 (2005.05.23 22:06:39) |
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