テーマ:心のケア(1130)
カテゴリ:震災後ストレス
この度の能登半島地震により被災された皆様、ならびにそのご家族の皆様に 直接の被災ではなく、テレビ画面上の出来事でも 強い衝撃を受け、心が不安定になることがあります。 震災以来、子どもが 母親にずっとくっついていたがるようになった、 学校や園に行くのを嫌がるようになった、という相談もあります。 そのようなお子さんのお母さんに よくお勧めしている方法を、一つご紹介します。 それは… ◆子どもに、(親の)身代わりとしてのお守りを渡す (または 家族みんなでお守りを買いに行く) …です。 いたってシンプルですが、大事なポイントがあります。 このお守りによって 『自分は親(家族)に守られている』 『自分と親(家族)は繋がっている』と、 子どもに感じてもらうということ。 このお守りは 『親(家族)の保護』『親(家族)との繋がり』の象徴(シンボル)だと 子どもに思ってもらうということ。 小さい子にとって、 目に見えるシンボルというのは重要、かつ有効です。 渡し方も、 「あなたのためにわざわざもらってきたの」 「特別に作ったの」などの 〝特別”というスペシャル感を演出して下さい。 スペシャル感、上等感がある方が 〝大切なもの”という感じを抱かせられます。 人は不安が強くなるほど確かなものを求めます。 子どもは 〝大好きな親と繋がっている”という感覚から安心感を得ます。 シンボルを持たせてあげることで 視覚化され、安心感がより確かになります。 そしてお守りなので、いつも一緒でいられます。 (小さい子に有効な方法ですが、中学三年生でも効果ありました!) 不安になっている子どもと一緒にいてあげられない、 そんな時には 身代りのお守りを持たせてあげると こどもの不安は軽減すると思いますよ。 宜しければ乙生 弦吾の記事のページにもどうぞ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 19, 2024 09:13:52 PM
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