このたびの立体造形展…「37」を超えて…を終えた二日後の7月28日(火)、展示会場のある「山口市」から見て北方となる「萩市」に向かった。
そしてかねてより、山上まで舗装された車道があって展望が抜群と聞いていた「田床山(標高 373m)」の山頂に、車ではあるが初めて登る機会を得た。
そこで、その山頂から北方の日本海側を見遣る大展望を撮影した画像が上である。
画像左側の湾岸に映る、海に突き出た三角形状の小山は、萩城天守閣(史跡萩城跡)の裏山となる「指月山(標高 143m)」にして、画像右側の湾岸に連なる平べったい島は、その形状が「市女笠」に似た「笠山(標高 112m )である。
この日記で何度か取り上げてきた「山口と九州を結ぶ南北軸」の「北」の起点が、私の心中では山口県の「萩市」となるわけだが、その北端として意識してきたのが上記の「指月山」と「笠山」の二つの御山であった。
山口県の「中央」の位置付けとなる「山口市」で開催した展示会を経て、この期に及んで「田床山」の山頂から(自分なりに意識してきた)二つの御山を一望することができ、しばし感慨に耽るのであった。
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