|
カテゴリ:おれの持っている本
物語批判序説/蓮実重彦
を読み始めた。 4月になってから電車で座れないことが多くなった。多分、学生が新学期を向かえ電車に乗るようになったからだとおれは分析している。 神保町も学生が増えた分だけ人が増えた印象がある。11時からちょうど学校が始まるのか10時35分の御茶ノ水駅から明治大学への道は学生だらけになった。 西武線も学生が増えた分だけ乗る人が増えたのだな。4/7だったかな、駅の定期券売り場は行列だった。 電車に乗って都会に出るようになっておれの世界は少し広くなった。人の会話を聞くことも多くなった。神保町のマックには明治の学生と出版社の人が集まる。出版の企画の話だとか学生の夢物語だとかいろいろ聞こえてくる。おれは耳を澄まし、盗み聞きする。 気がつくのは、話し言葉と言うのは非常に限られた語彙しか使われていないということだ。それでそういう会話を聞くと『脳みそがたりないんじゃね』と感じるのと同時に自分の語彙も陳腐でありきたりだということに気づかされるのだ。 前の記事からずいぶんと間隔があいてしまったが、偶然にも同じことを書いてみたくなるような本を読み始めた。 物語批判序説/蓮実重彦 を読み始めたのは偶然なのだ。今日の朝、電車で立って読める文庫本を適当に探したらたまたま探したところにあった本なのだ。しかし、その内容は『紋切り型』や『流行語』についての論考だったのだ。まだ65ページまでしか読んでいないから、この本の目的が何にあるのかはわからない。でも、今日読んだ65ページまででも、「なぜ人は『陳腐』で『ありきたり』で『ごく限られた語彙』ばかり使うのか」を考えるには十分な内容だった。 その分析はやりたいときにやることにしておく。まずは読んでしまうことが先決だな。 おれの文章もありきたりな語彙しか使っていない。口語体で書いているということもあるが、口語体の文学だってあるのだ。やはりおれの言葉に対する意識の低さとセンスのなさなのだな。 この弱点は辞書を面倒がらずによく引くようにすれば克服できそうだ。ヤフーの辞書には類語辞典もある。国語辞典だけでなく、和英と類語も引くようにすれば語彙は 使いたい表現があるとして、それを使うために文章の構造から練りあげていく。そういう訓練をしていくようにする。 電子辞書を買うという話があった。まだ買っていない。どれがいいか迷っているのだ。英語の発音が聞けるのは最低条件でそれプラス国語のコンテンツの充実が望まれる。両方にこだわるとプロの翻訳家仕様のような高価なものに限定されてしまうのだ。じっくり調べて、納得できるものを買いたい。 物語批判序説/蓮実重彦をもう少し読んだらフローベルの『紋切型辞典』について書きたい。 本屋のブログを作った。神保町 ××書店 店員ブログ(非公式)なのだが、違うところに移るかもしれない。いろんなところで試してみるといつも『楽天のブログは使いやすい』としみじみ思うのだ。フリーページとランキングのバナーがたくさん表示されている自由欄が優れているのだ。 このブログのデザインが気に入っていて、他のブログも同じデザインにしたいのだが、その方法がわからない。機能的にはできるのものもあるのだろうが、その知識がない。CSSに秘密があるのかな。できるようにしたい。 本・読書ランキングです↓押してくれ! こっちはアクセス解析です。 おれの買い物--本のリンク 書く予定 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007/04/24 10:55:41 PM
コメント(0) | コメントを書く
[おれの持っている本] カテゴリの最新記事
|